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FiscoNews

【注目トピックス 日本株】プリモGHD Research Memo(6):貴金属価格上昇の影響を織り込みつつ、2026年8月期は増収増益を見込む

*12:06JST プリモGHD Research Memo(6):貴金属価格上昇の影響を織り込みつつ、2026年8月期は増収増益を見込む
■プリモグローバルホールディングス<367A>の今後の見通し

● 2026年8月期の業績見通し
2026年8月期の連結業績は、売上収益30,000百万円(前期比7.1%増)、営業利益3,650百万円(同16.5%増)と、期初予想を据えおいて増収増益を見込んでいる。営業利益率も12.2%へと前期末比1.0ポイント上昇し、収益性が改善する見通しである。期初予想に対する中間期の進捗率は、売上収益が51.3%とおおむね予想どおりである一方、営業利益は61.3%、税引前当期利益は64.8%、親会社の所有者に帰属する当期利益は67.6%と、各段階利益は高い進捗にある。

もっとも、同社は貴金属価格の上昇を受けた価格転嫁を第3四半期以降も段階的に実施していくものの、効果発現までの時間差による一時的な売上総利益率低下を織り込んでおり、通期予想は保守的に据え置かれている。ただし、同社のビジネスは「結婚」というライフイベントにおいて取得率の高いブライダルジュエリーを商材とするため、原価上昇分の価格転嫁が比較的円滑に行いやすく、需要の価格感応度は低いと考えられる。また、ブライダルジュエリーは購入に至るプロセスにも価値がある商材であり、顧客は価格だけでなく商品品質や顧客体験を重視する傾向も強いため、収益は安定している。

足元では、国内・海外事業ともに堅調である。国内では価格改定後も来店客数が維持されているほか、接客力向上に向けた人財育成投資やAI活用によるサービス品質の平準化が進展している。海外では中国本土事業の収益性改善が顕著であり、現地における景気低迷が継続するなかでも、マネジメント体制の最適化やマーケティング施策の見直しが奏功し、ブランド認知が高まっている。また、東南アジアへの展開加速など、中期的な成長ドライバーも具体化している。同社は、国内で確立した接客・販売のビジネスモデルが、2007年の台湾進出以降に蓄積した知見により、海外においても再現可能である点を強調しており、グローバル展開の確度は高いと評価される。また、足元における中東情勢の業績への影響もほぼないとしている。

以上を踏まえると、同社の業績予想は、上振れ余地もあると見ている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 中西 哲)

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