マネーポストWEB「マネーポスト」公式サイト

FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】欧米為替見通し:ドルは121円台に乗せても瞬間的

2015年10月23日 17:56

今日の海外市場では、欧米株高を受けたドルの動向に注目が集まる。欧州中央銀行(ECB)が前日示した量的緩和策の方針を背景に欧米株式市場では上昇が見込まれるため、リスクオンのドル買いに振れそうだ。ただ、ドル買いの材料が乏しいことに変わりはなく、約1カ月ぶりに121円に乗せたとしても瞬間的とみる。

ECBは22日、現在実施している量的緩和策に新たな金融緩和手段を加えることを検討し、12月の理事会で決定するとの方針を示した。これを受け、ユーロ・ドルは1.1320ドル台から急落。今日の東京市場にかけて売りが続き、8月19日以来の2カ月超ぶりとなる1.1072ドルまで値を下げた。

ECBの方針は欧州時間の22日午後に伝えられたことから、一部市場関係者は「欧州市場での消化は不十分だった」と指摘している。欧州外為市場ではユーロ売りが続く可能性がある一方、欧州株式市場ではECBの方針を好感し買い継続が見込まれる。つまりユーロ売り、欧州主要株価指数買いの構図を想定。

米国株式市場では欧州株高に反応するとみられることから、リスク選好のドル高につながりやすい。ただ、ドルに関しては米利上げ観測が後退しており、買い手がかりが乏しい状態が続いている。約1カ月ぶりに121円に接近しているが、仮にこの水準に乗せても「滞空時間は短い」(先の市場関係者)との声も。

今日は週末であるほか、来週は日米の金融政策が発表されるため、実需筋よりも短期筋による取引が多くなる可能性がある。ユーロ売りをきっかけに各通貨がボラタイルな展開となるかもしれない。

【今日の欧米市場の予定】

・21:30 カナダ・9月消費者物価指数(CPI)(前年同月比予想:+1.1%、+1.3%)
・22:45 米・10月製造業PMI速報値(予想:52.7、9月:53.1)

<SY>

fisco
  • 円高? 円安? 先行き不透明な今の円相場で短期的に利益を狙う方法
  • 顧客満足度3年連続1位!餃子が大量にもらえるFX会社?
  • 2017年春号(3月1日発売号)

    大特集は〈平成ラストバブルの号砲〉。戸松信博氏、藤井英敏氏らがこれから大化け期待の個別株をランキング形式で紹介。西堀敬氏によるIPO投資の最新攻略ガイドの他、橘玲氏、森永卓郎氏らによる連載も充実。定価620円。お早めにお求めください。

    当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

    水上紀行ニュースフラッシュ

    2017年春号(3月1日発売号)

    大特集は〈平成ラストバブルの号砲〉。戸松信博氏、藤井英敏氏らがこれから大化け期待の個別株をランキング形式で紹介。西堀敬氏によるIPO投資の最新攻略ガイドの他、橘玲氏、森永卓郎氏らによる連載も充実。定価620円。お早めにお求めください。

    当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

    小学館雑誌定期購読小学館のプライバシーステートメント問い合わせ広告掲載について

    © Shogakukan Inc. 2017 . All rights reserved. No reproduction or republication without written permission. 掲載の記事・写真・イラスト等のすべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。