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【注目トピックス 経済総合】NYの視点:市場は早くて9月FOMCでのB/S縮小開始を予想、米長期金利引き上げへ

2017年6月16日 7:48

米連邦準備制度理事会(FRB)は13−14日の2日間にわたり開催した米連邦公開市場委員会(FOMC)で今年2回目の追加利上げに踏み切った。また、中央銀行は保有している資産を年内に緩やかに縮小していく方針を表明。各月、期限を迎えた国債、住宅ローン担保証券でそれぞれ最大60億ドル、40億ドルを再投資しないことで、緩やかにバランスシートを解消していく計画。また、四半期ごとに、この上限を引き上げていく。上限は最大で、国債で各月300億ドル、住宅ローン担保証券で200億ドルまで引き上げる模様。

FRBのイエレン議長は経済が中央銀行の見通し通りに進展したら、この計画を比較的速やかに実行していくと述べた。市場はFRBがおそらく、9月または、10月にもB/Sの縮小を開始すると予想している。ただ、イエレンFRB議長は、バランスシート解消が完了するには数年を要するだろうとの見通しを示している。

FRBは本年に入り各月240億ドル規模の住宅ローン証券、175億ドル規模の国債を購入してきた。FRBの買いが国債相場を支えてきたとも言える、今後、期限がきた保有債券の一部再投資を行わないことは、長期金利を押し上げる可能性が指摘されている。

FOMCメンバーは平均であと1回の利上げ予測を維持。一方、市場は経済やインフレの一段の改善には懐疑的見方も根強く、金利先物市場での年内の利上げ確率は43%と、まだ50%に満たない。しかし、FOMCによる年内のバランスシートの縮小が長期金利を押し上げるとの思惑に、ドルの底堅い展開が予想される。

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