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【注目トピックス 日本株】ジオマテック Research Memo(2):真空薄膜技術に特化、高付加価値製品にも注力

2017年7月24日 16:53

■事業内容

ジオマテック<6907>のビジネスは、1953年の創業以来一貫して真空薄膜技術にこだわり続け、様々な薄膜加工製品を世に送り出し、発展してきた。生産の形態は、受託加工が全体の97%とほとんどを占め、その内、ユーザーからの材料支給は70%。言わば、高品質な薄膜技術をユーザーに提供するというのが、ジオマテックのビジネスとなっている。“薄膜一本”の業態ということで、決算書においてはセグメントの項目を置いていない。現在、加工品目の構成比は、FPDが67%、光学・その他が33%となっている。

提供している薄膜機能としては、透明導電膜、金属膜など電気を通すもの、加飾膜、金属反射膜、光学多層膜、反射防止膜、赤外線・紫外線カット膜、遮光膜といった光をコントロールするもの、透明ヒーターのように発熱するもの、そのほか、撥水・親水膜、薄膜熱電対など多種多様だ。主力の液晶関連では、スマートフォン、タブレット端末、ゲーム、デジカメ、カーナビなどで帯電防止膜、タッチパネル用導電膜などが幅広く活用されている。また、他の分野においても、自動車を始め幅広い分野で同社の技術は欠かせない。

スマートフォンなど液晶関連製品の急速な普及で、業績を飛躍させた同社であったが、スマートフォン需要が拡大しつつも成熟していることや、表示パネルのOLED化比率が増えてきているなど、最近では収益を取り巻く環境は楽観視できなくなっている。そこで、FPD関連以外の分野にも注力している状況だ。

例えば、多くの部品で構成される自動車は、カーナビゲーション以外でも、ガラスの熱線反射や曇り止め、ヘッドランプの着雪防止、ドアミラーの視認性向上、スマートミラー、内外装の装飾──等々、同社の技術が応用できるパーツが多いことから、将来的にも期待が大きくなっている。さらに、インフラ、建材など今後も薄膜の応用できる分野を広げていく。

これまでは液晶関連が売上構成において圧倒的な存在であり、言わば、モンスター製品への依存度が高かった。新たな柱を立てると言いつつも、モンスター製品は簡単に世に登場するものではない。当面のスタンスとしては、利益率が高い高付加価値製品や試作品に力を注ぎ、利益を積み重ねる考えだ。将来的には、液晶関連への依存比率を相対的に下げ安定した収益構造へと体質改善を目指す。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水野 文也)

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