マネーポストWEB「マネーポスト」公式サイト

FiscoNews

【注目トピックス 日本株】城南進研 Research Memo(5):生徒数は増加が続くが、単価構成差により減収。個々の教室の収益体質強化を進める

2017年7月25日 15:11

■事業部門の動向

1. 個別指導部門
個別指導部門の2017年3月期の売上高は、直営が1,973百万円(前期比2.2%減)、FCが333百万円(同3.4%減)となり、個別指導部門全体では2,307百万円(同2.4%減)で着地した。

個別指導部門は大学受験予備校における個別指導から発生した経緯もあり、高校生の比率が高かったが、ここ数年は小中学生、特に小学生の取り込みに注力してきた。その結果、高校生の減少を小中高生の伸びが補って、生徒数は直営・FCともに拡大が続いている。しかし客単価の面では、高校生に比べれば小中高生は低いため、その構成差により、売上高は減収となった。

城南進学研究社<4720>は高校生の減少傾向は従前から想定しており、それを見越しての小中学生へのシフト策であった。したがって、2017年3月期の減収は、ある意味では同社の狙いどおりということができ、減収をネガティブに捉える必要はないと弊社では考えている。

ただ、同社は個別指導部門が減収トレンドを歩むのを漫然と甘受しているわけではない。生徒構成差すなわち単価構成差による売上高の伸び鈍化は今後も続くと見込まれることを前提に、それに対応できるべく、個別指導部門の収益体質強化に取り組んでいる。

具体的には、直営部門では不採算教室の閉鎖を進めている。またFC部門ではFCオーナーの新規加盟の条件を厳格化している。現状は教室数の増加よりも個々の教室の収益性の強化を優先しているということだ。その結果、2017年3月末の個別指導教室数は、直営が66教室(前期末比横ばい)、FCが213教室(同3減)で総数は前期末比3減の279教室となっている。

2018年3月期についても、基本的には2017年3月期と同じスタンスで臨む方針だ。直営においては、まだ収益性の低い教室が残っているとみられ、その強化・改善を優先するため、純増数はゼロとみているもようだ。一方、FCでは開設の増加を計画している。弊社ではこれら新規開校の多くは既存FCオーナーによる多店舗展開が中心とみており、各新設教室の経営基盤としては一定の安心感があると考えている。ただ、FCにおいても不採算教室の閉鎖・統合による収益体質の強化はFCオーナーに対して指導を強めており、純増数は前期同様、もっと少くなると弊社ではみている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

<HN>

fisco

株/暮らしのマネー注目記事

桐谷広人さんが伝授する株主優待の上手な選び方
【株主優待】2017年“美味しい”優待銘柄を3つ厳選

「FX運用ガイド」の注目記事

半年の最大損失が約6万円なのに、取引全自動で稼ぎは50万円以上のFX
2017年後半は円安になるか 波乱相場ならシストレが有効
取引全自動のFXシストレ 5万円元手に1か月で8万円稼いだ実力
  • 不況を断ち切るマーケティング思考とは?
  • 約1年で140万円の儲け 暴れ馬ポンドで稼いだFXシストレ
  • 当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

     日頃、雑誌『マネーポスト』をご愛読いただきまして誠にありがとうございます。このたび、『マネーポスト』は2017年夏号(2017年6月1日発売号)をもって、当サイトに完全移行・統合することとなりました。
     これまでのご愛顧に心から感謝いたしますとともに、「マネーポストWEB」も同様にお引き立ていただければ幸いです。

    当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

    小学館雑誌定期購読小学館のプライバシーステートメント問い合わせ広告掲載について

    © Shogakukan Inc. 2017 . All rights reserved. No reproduction or republication without written permission. 掲載の記事・写真・イラスト等のすべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。