マネーポストWEB「マネーポスト」公式サイト

FiscoNews

【注目トピックス 経済総合】【インタビュー】18年の雨風(4)共産党員が党を見限る

2017年7月29日 19:50

—劉さんは中国にいたとき、共産党員でしたか。

 「そうでした。中国では小学校に入ると自動的に少年先鋒隊に加入し、中学校に上がると今度は共産党青年団の団員となります。これは強制的に加入されるもので、個人の意思ではどうにもなりません。大学に入ると今度は共産党に加入しました。ちょうど天安門事件の前でした」。

—学生はみな共産党を擁護していましたか。

 「中学生は政治の面ではまだ子供のようなものだから、言われた通りにしていました。ただ高校生ともなると共産党の理論を本気で信じるようになりました。当時の中国社会では出世するためには党員であることが必要だったので、入党はいわば「処世術」です。私は大学のとき、クラス委員だったから、半ば強制的に入りました」。

—当時の人は共産党に対してどのような思いでしたか。

 「共産党の統治下で中国をよくしていこうとする希望はありましたが、民主化を求める機運はまだ感じられませんでした。20世紀初頭から立憲の気運が高まったロシアと異なり、中国人は立憲主義や民主化について知る機会はありませんでしたから、民主化を求めたのはごく一部の学者や知識人でした。ただ、改革開放によって外国の情報が伝わるようになり、言論や思想に対する統制が緩和されました。テレサ・テンの歌が聞けるようになったことは一つの象徴でした」。

—このような流れの中で、劉さんは天安門事件をどのように見ていましたか。

 「私は1989年の時大学生でしたから、渦中にいました。天安門での銃声により私は共産党に失望し、図書館にこもって本を読みました。文系の学生と交流するうちに、共産党が隠してきた事実を知り、中国共産党の邪悪な性質に気づきました。ただ、共産党の理論を根本的に否定することはできませんでした」。

—共産党を根本的に否定することができたのはいつですか。

 「私は天安門事件後、共産党を嫌いましたが、その本質を理解していませんでした。指導者に欠陥があるだけで、共産党の理論そのものは正しいと思いました。2005年、大紀元の社論『共産党に関する九つの評論』を読むことで、共産党の理論は根本的に邪悪なもので、人間の本性に反するものだと分かりました。私は大紀元のサイトで共産党から離脱することを表明し、妻と息子も党からの離脱を表明しました」。

—中国で共産党から離脱することはできませんね。

 「離脱を表明すれば反革命的とみなされ、共産党員たちに批判されるのみならず、逮捕・監禁の可能性もあります。一度入党すれば抜けることはゆるされないのです。このこと自体、共産党の邪悪さの表れではないでしょうか」。

(聞き手・文亮)

【ニュース提供・大紀元】


<FA>

fisco

株/暮らしのマネー注目記事

桐谷広人さんが伝授する株主優待の上手な選び方
【株主優待】2017年“美味しい”優待銘柄を3つ厳選

「FX運用ガイド」の注目記事

半年の最大損失が約6万円なのに、取引全自動で稼ぎは50万円以上のFX
2017年後半は円安になるか 波乱相場ならシストレが有効
取引全自動のFXシストレ 5万円元手に1か月で8万円稼いだ実力
  • 不況を断ち切るマーケティング思考とは?
  • 約1年で140万円の儲け 暴れ馬ポンドで稼いだFXシストレ
  • 当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

     日頃、雑誌『マネーポスト』をご愛読いただきまして誠にありがとうございます。このたび、『マネーポスト』は2017年夏号(2017年6月1日発売号)をもって、当サイトに完全移行・統合することとなりました。
     これまでのご愛顧に心から感謝いたしますとともに、「マネーポストWEB」も同様にお引き立ていただければ幸いです。

    当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

    小学館雑誌定期購読小学館のプライバシーステートメント問い合わせ広告掲載について

    © Shogakukan Inc. 2017 . All rights reserved. No reproduction or republication without written permission. 掲載の記事・写真・イラスト等のすべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。