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【注目トピックス 市況・概況】【FISCOソーシャルレポーター】藤川里絵:決算前に保有株を売るべきかホールドするか、迷ったときの3か条

2017年8月8日 14:26

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家 藤川里絵氏(ブログ:オレンジーナ通信、ツイッター:@Forangina」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年8月7日18時に執筆

決算発表がピークを迎え、株式投資家にとっては気の抜けない毎日が続いています。3ヶ月に一度の決算プレイは、上にも下にも大きく株価が動くエキサイティングなイベント。わたしも毎日心拍数高めで過ごしています。

さて、株を持っている場合、その会社の決算をまたいで保有し続けるか、それとも決算前に売ってしまうかは悩ましいところです。決算の結果がよくて上がってくれれば、持っていたほうがよかったとなりますが、逆の場合は売っておけばよかったとなります。好業績でも売られる場合があり、決算結果を完璧に予想するのはなかなかむずかしいもの。ある程度、博打的な要素があることはいなめません。

とはいえ決算のたびに博打を打っていたら身が持ちませんから、自分なりに決算をまたぐか否かのルールを作っておくとよいと思います。

わたしの場合、下記の3つの条件に当てはまるものは決算前に売ります。


1、決算前に上方修正が出された銘柄。だいたい決算で材料出尽くしとなって売られることが多いからです。

2、すでにPERが30倍、40倍以上で割高感が意識される銘柄。

3、チャートが崩れかけている銘柄(移動平均線が下に向いているなど)。チャートってほんと不思議なもので、とくにネガティブなニュースがなくても、下がっていくことがあります。こういうときは、たまたま一時的に下がっているんだ、自分が選んだ株は間違っていない、と都合よく考えがちですが、だいたいそのあとの決算が悪かったりするもんです。”郷に入れば郷に従え”で、売っておいたほうが無難というのが、経験による教訓です。


もちろんルールに従って売ったものの、決算後に上がる銘柄だってあります。そんなときは「キーーーーーーッ!」ってなりますが、チャンスはまたいずれめぐってきます。決算直後に暴騰した株は、そのあといったん下げることもあります。その際に拾うという作戦もありますしね。

売った株が上がっていく心のダメージより、持ち越して決算ショックで大きく売られて損をする実質的なダメージのほうがキツイです。株を続けるいちばんのコツは”大きく負けない”ですから。強欲は禁物です。

ただ、そんなマイルールが通用しない変則な案件もあります。決算発表前に下方修正を出される場合です。決算発表日は事前に知ることができますが、業績修正については予想できません。まだ傷跡が生々しい事例をひとつお伝えしますね。



ダブル・スコープ<6619>
第2四半期の決算発表予定日は8月9日です。リチウムイオン電池のセパレーターを作る会社で、電気自動車の需要拡大期待に乗って、株価は4月上旬から60%以上も上昇しています。わたしもその波に乗っていましたが、過熱感もありますので、決算前日には売るつもりでいました。ところが決算前の8月4日にまさかの大幅下方修正!第2四半期の予想値に対して経常利益は81.7%減。二度見してしまうほどの衝撃です。


もちろん週明け8月7日の寄り付き前に、成り行きで売り注文を出しました。9:30くらいになんとか値幅の下限1,800円で売れましたが、その後ストップ安ではりついてましたね。売れただけラッキーと思いましょうか。(思えません)

どうせなら決算と同時に下方修正出してくれれば、大きく下げる前に売れたのに──。

こんな風に下方修正を決算発表前に出してくる変則ワザにはどう対応すればよいか、今後の課題です。みなさんはどのように対応されていますか?





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執筆者名:藤川里絵
ブログ名:オレンジーナ通信

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