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【注目トピックス 市況・概況】ユーロ週間見通し:もみあいか、地政学リスク増大に対する警戒感残る

2017年9月16日 14:44

■弱含み、米年内追加利上げの可能性残る

先週のユーロ・ドルは弱含み。米税制改革協議の進展が期待されたことや8月の米消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったため、年内米追加利上げ観測が再浮上したことがユーロ売りにつながった。ただ、欧州中央銀行は10月に金融緩和策の縮小計画を発表するとの見方は後退していないため、短期筋などのユーロ売りは週末前に一服した。取引レンジ:1.1838ドル-1.2036ドル。

■もみあいか、欧米中銀の金融政策に思惑交錯も

今週のユーロ・ドルはもみあいか。欧州中央銀行(ECB)の目先の金融緩和策縮小への期待は持続しており、18日発表のユーロ圏消費者物価指数が予想を上回った場合、リスク選好的なユーロ買いが再開するとみられる。一方、19-20日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利は維持される公算だが、バランスシート縮小開始が決定された場合、ユーロ売り・米ドル買いを促す要因となる。

予想レンジ:1.1800ドル−1.2000ドル

■上昇、米ドル高・円安の影響受ける

先週のユーロ・円は上昇。米年内追加利上げの可能性は残されていることから、ユーロ売り・米ドル買いが優勢となった。しかしながら、米ドル・円の取引ではリスク選好的なドル買い・円売りが優勢となっており、この影響でユーロの対円レートは一時133円台に上昇した。取引レンジ:129円71銭-133円09銭。

■もみあいか、地政学リスク増大に対する警戒感残る

今週のユーロ・円はもみあいか。欧州中央銀行(ECB)の金利正常化への期待は後退していないことから、新たなユーロ売り材料が提供されない場合、ユーロ買い基調は維持される見込み。日本銀行は今回の金融政策決定会合でも従来の金融緩和策を維持する見通しであることもユーロ・円相場に対する支援材料となる。ただし、北朝鮮による挑発行為は続くとの観測があることから、地政学リスク増大を警戒してリスク回避の円買いが大幅に縮小する可能性は低いとみられる。

○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・19日:7月経常収支(6月:+281億ユーロ)
・22日:9月ユーロ圏マークイット製造業PMI(予想:57.3、8月:57.4)
・22日:9月ユーロ圏マークイットサービス業PMI(予想:54.8、8月:54.7)
・22日:9月ユーロ圏マークイット総合PMI(予想:55.8、8月:55.7)

予想レンジ:130円00銭-134円00銭

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