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【注目トピックス 日本株】トラストテック Research Memo(8):組織再編が奏功して技術者の確保が順調に進捗し、大幅増収増益を達成

2017年9月22日 15:38

■業績動向

2. 技術系領域の動向
技術系領域の2017年6月期の業績は売上高26,717百万円(前期比22.5%増)、営業利益2,887百万円(同27.5%増)、EBITDA3,319百万円(同21.0%増)で着地した。トラスト・テック<2154>はここ数年企業買収を重ねており、のれんの償却負担が膨らんできている。したがって、同社の実態的な収益力を把握するためにはのれん償却前の収益水準を表すEBITDAが有効だろう。

2017年6月期のEBITDAマージンは前期比0.2ポイント低下して12.4%となった。この点について弊社では、高水準のレンジ内での動きであり、懸念する必要はないと考えている。単価は既存顧客での値上げこそ難しいものの、新規契約については既存契約より高い単価を実現できているもようだ。

中核の技術系領域の売上高が前期比22.5%増という大きく伸びた要因は、技術系社員をきっちりと確保できたことが大きい。同社は2017年6月期において、技術領域と地域の2つの軸で事業運営を最適化する組織へと再編を行った(詳細は成長戦略の項を参照)。その施策が奏功してキャリア採用(中途採用)が順調に進捗したほか、2017年4月の新卒採用も374名に達し、2017年6月期期末の技術社員数は1年前と比べて28.9%増の4,334名に達した。

売上高の業種別内訳では、主力の輸送用機器業界が前期比14.7%増の13,633百万円となったほか、2番目に構成比が高い電気機器も半導体・半導体製造装置の分野が活況で、同23.1%増の6,217百万円に達した。同社が成長分野と期待する情報・通信はフュージョンアイの貢献もあり同84.3%増の1,535百万円と急成長を示した。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

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