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水上紀行のFXニュースフラッシュ

【水上紀行のFXニュースフラッシュ】EUR/USDの月足が語るもの

2015年11月18日 11:56

EUR/USDは、昨年の5月、ドラギECB総裁が、翌6月に追加緩和をすると予告したことをきっかけに、1.3800近辺から下落を開始し、今年の3月13日に安値1.0463をつけるまで、下落しました。

そして、その後、1.08台から1.14台を中心に踊り場を形成してきました。

しかし、10月22日に、ドラギECB総裁が、12月3日にも追加の金融緩和を決める可能性を示したことから、この日から、新たに下落を始め現在も続けています。

さらに、直近では、日本時間11月14日早朝、パリ同時テロが発生し、それまで、堅いとされた1.0700前後も割り込み、1.06台で、ゆっくりではあるものの下落を続けてきました。

EUR/USDの月足チャートを見ると、ある示唆が出ていることに気づきます。

月足で見てみますと、昨年5月以来の下落の実体(ロウソク足の寄り付きと引け値の間の太い部分)の安値が、今年の3月末の引け値1.0731です。

そして、現在実勢値は、1.06台半ばと、既に下回ってきていることがわかります。

もちろん、月足ですので、今月が引けないことには、確定できませんが、パリ同時テロの発生により、ユーロ圏内での人や物資の移動に支障をきたし、域内のGDPも低下する可能性は高いと思われ、そうなると、ECBによる景気浮揚のための追加緩和の可能性は高まるものと思われます。

月足のチャートパターンは、昨年5月から今年3月まで下げ、それから踊り場形成、そして今月、踊り場を下回り、下落を再開というところが、実は素直に見た流れのように思います。

各通貨の詳細な分析および具体的なターゲットはメールマガジン「FXマーケットフォーカスト」にて。
mizukami

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