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【オープニングコメント】政策期待も小池新党が台風の目に

2017年9月29日 8:44

 29日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開のなか、やや利食い優勢の展開になりそうだ。28日の米国市場は上昇するも、税制改革案を受けた株価上昇が一服し、様子見ムードの展開となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比60円安の20330円。円相場は1ドル112円40銭辺りと、前日からやや円高に振れて推移している。

 衆院解散で事実上の選挙戦に突入した。足元では政策期待の高まりを背景に関連銘柄への物色が強まっているほか、海外勢による買いも観測されている。ただし、自民党勝利による「アベノミクス加速」を想定した海外勢による買い戻しの流れについても、小池新党が台風の目となるなか、やや警戒感も意識されてきやすいだろう。

 そのため、年初来高値水準ではいったんは利益確定の流れも意識されやすく、日経平均の現在のもち合いレンジである20200-20450円処での推移が続きそうである。また、小康状態である北朝鮮情勢においても、10月10日の朝鮮労働党の創立記念日に合わせたミサイル発射への警戒もあり、積極的な売買は手控えられそうだ。

 物色としてはやや手詰まり感のなか、本日上場する西本WismettacHD、テックポイント、マネーフォワードに関心が集まりやすいだろう。その他、EV関連などテーマ性のある銘柄には、引き続き短期資金が向かいやすいと考えられる。
(村瀬智一)

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