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【注目トピックス 日本株】メディカル・データ・ビジョン<3902>売上高は年率30%以上、経常利益率は10%以上を重要な経営目標に

2015年11月19日 13:30

ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』11月16日放送において、メディカル・データ・ビジョン<3902>を取り上げている。主な内容は以下の通り。

Q、会社の概要からご説明下さい。各種システムの提供を通じて医療・健康データを集積する「データネットワークサービス」と、集積したデータを活用する「データ利活用サービス」を展開しています。医療や健康分野のICT化を推進し情報の高度活用を図ることで、生活者のメリット創出に貢献することを目指しています。富士フイルムを筆頭株主に、メディパルホールディングス<7459>、シミックホールディングス<2309>、三菱商事<8058>が上位株主に入っています。

Q、事業の詳細について詳しく教えてください。「データネットワークサービス」ではベンチマーク分析等による経営改善、「データ利活用サービス」は医療現場の詳細なデータを根拠とした事業活動支援を可能にしています。診療データベース規模は日本の人口の1/10規模に相当する約1,200万人となっています。

「データネットワークサービス」は主に病院や診療所向けのサービスで、DPCデータを活用し、自院の診療内容や状況を他院と比較しながら分析できるシステム「EVE」、原価管理等、病院経営全体に関わる事項を分析できるシステム「Medical Code」、患者が生涯にわたり自分自身の診療情報を管理・閲覧することを目的にした診療所向けのデジタル健康ソリューション「エースビジョン」、レセプト計算と電子カルテの機能を持つ電子カルテソリューション「カルテビジョン」などを展開しています。

「データ利活用サービス」は主に製薬会社や研究機関、個人向けのサービスで、急性期医療機関の薬剤処方実態を日単位で分析できるWEB分析システム「MDV analyzer」、「MDV analyzer」の分析メニューでは対応できない、製薬会社の個別のニーズに対応するサービス「アドホック調査サービス」、受診した医療機関情報、受信したきっかけとなった症状、傷病名、検査結果、処方薬、処置・手術などを管理・閲覧できるWebサービス「カルテコ」などを展開しています。

Q、足元の業績・通期業績の見通しはいかがでしょうか。11月10日に発表した、2015年12月期第3四半期決算は、売上高が前年同期比30.7%増の16.86億円、営業利益が同11.3%増の1.00億円と2ケタの増収増益となりました。製薬会社の個別のニーズに対応するアドホック調査サービスの案件数が大幅に伸びたほか、病院経営の分析システム「Medical Code」導入数の増大と、診療所向けのデジタル健康ソリューション「エースビジョン」の導入でパッケージ全体が伸びたことも寄与しました。第3四半期時点での進捗率は売上高64.3%、営業利益38.2%と低めですが、データ利活用サービスにおいて、外資系製薬会社の決算期のある第4四半期に受注が増加することから、同社の業績は第4四半期の比重が高くなる傾向があります。

通期業績は、売上高が前期比34.4%増の26.22億円、営業利益が0.6%増の2.62億円を見込んでいます。事業別の増収率では、データネットワークサービスが前期比43.9%増、データ利活用サービスが同18.9%増を想定しています。前期に計上した無形固定資産のソフトウェア仮勘定106百万円の売上原価への算入、新規事業立ち上がりによる人件費の上昇などが利益の伸びを抑える要因です。

Q、同社の成長戦略はどのようなものでしょうか同社は、成長サイクルの観点から創業からの成長を4つのフェーズに分けており、今期と来期はビジネス領域拡大のための投資時期に当たる第3フェーズとしています。リアルタイム性が高く、より広範囲な医療行為をカバーできる「エースビジョン」を介して、個人から同意を得た診療データを蓄積しデータベースコンテンツに質的変化を図るほか、既存の蓄積データを活用し、OTC医薬品会社や食品会社など顧客ベースを拡大していく方針です。

投資フェーズから投資回収フェーズに移る第4フェーズは2017年度以降の見通しで、第3フェーズで確立した仕組みをもとに、蓄積データを活用することで利活用のビジネス領域を大きく広げていくとしています。売上高は年率30%の成長、経常利益率は10%以上を重要な経営目標としています。

ラジオNIKKEI マーケットプレス『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30~14:45放送

<TM>

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