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【注目トピックス 日本株】3Dマトリック Research Memo(2):自己組織化ペプチドを用いた医療材料・機器を開発するバイオベンチャー

2017年10月3日 9:02

■会社概要

1. 会社沿革
2001年に米国のマサチューセッツ工科大学の教授等が自己組織化ペプチド技術の開発、事業化を目的に立ち上げたベンチャー企業、3-D Matrix,Inc.(現連結子会社)がスリー・ディー・マトリックス<7777>の起源となっている。コンサルタント会社に在籍していた現取締役会長の永野恵嗣(ながのけいじ)氏が同技術の将来性に着目してエンジェル出資を行ったことがきっかけで関係を強化し、2004年に日本での自己組織化ペプチド技術による医療材料・機器の事業化を目的として同社が設立された。その後、米国では自己組織化ペプチドの適用分野として歯槽骨再建材や創傷治癒材等の再生医療領域での開発を主に進め、国内では止血材や血管塞栓材、粘膜隆起材等の外科領域及び核酸医薬用DDS等の医療領域での開発に注力してきた。

主力製品である止血材「PuraStat®」の開発については2011年に臨床試験が終了し、製造販売承認申請を行ったが、その後PMDAとの協議が長引き、より精度の高いデータを求められたことから2015年に承認申請を一旦取り下げ、2017年4月に改めて治験計画届を提出し、同年8月より治験を再スタートした。また、欧州ではCEマーキングを2014年に取得し、代理店を通じて販売を開始しているほか、CEマーキング適用国であるアジア・オセアニア地域、中南米地域でも同様に販売を開始している。米国についてはFDAとの協議が長引いていることから、現在は成功確率の高い治験戦略を検討している段階にある。

止血材の独占販売ライセンス契約としては、2009年に日本で扶桑薬品工業<4538>と、2010年に韓国でDaewoong Pharmaceutical Co. Ltd(以下、Daewoong)、台湾でExcelsior Medical Co.,Ltd.、2013年にインドネシアでPT. Teguhsindo Lestaritama、2015年にASEAN地域(タイ、ベトナム、フィリピン、インドネシア)でDaewoongとそれぞれ締結したほか、直近では2017年4月に中国でCHINESE PEPTIDE COMPANY, LTD(以下、CPC)と開発・製造・販売契約を締結している。同月、欧州ではPENTAXとフランス・オランダ・ポルトガルにおける販売権許諾契約を締結した。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

<NB>

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