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【オープニングコメント】先高観強いがいったんは過熱感も冷ましたいところ

2017年10月11日 8:37

 11日の日本株市場は、先高観が強い一方で過熱感が警戒されやすく、こう着感の強い相場展開になりそうである。10日の米国市場は、国際通貨基金(IMF)が世界経済の成長見通しを上方修正したことや原油相場の上昇が好感され、NYダウ、ナスダックともに上昇。本格化する決算への期待感も高まってきているようである。シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円安の20815円。円相場は1ドル112円40銭辺りでの推移だった。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から横ばいで始まりそうだが、日経平均は足元で6営業日続伸と強い値動きをみせているほか、2015年8月高値に接近しているなか、先高観は強いだろう。ただし、過熱感が意識されてきているほか、衆院選を前に積極的な上値追いも慎重になりやすいところである。インデックスに絡んだ売買が中心であるため、日経平均が高値を更新しつつも、中小型株は高安まちまちであり、手掛けづらさも窺える。

 そのため、先高観は強いものの、いったんは過熱感も冷ましたいところでもあり、相対的に出遅れている銘柄やセクターへの見直しに向かいやすいだろう。また、神戸鋼の改ざん問題でメイドインジャパンのイメージダウンが警戒されるなか、防衛機器にも使用されていたと報じられている。自動車のほか、防衛関連へも手掛けづらくさせよう。一方で、米ハイテク株の決算期待が高まっており、ハイテクセクターの押し目狙いといったところか。
(村瀬智一)

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