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【注目トピックス 日本株】ケアネット Research Memo(3):主力の医薬営業支援サービスの好調で第2四半期は大幅増収増益に

2017年10月12日 15:13

■業績動向

1. 2017年12月期第2四半期累計業績の概要
2017年8月10日付で発表されたケアネット<2150>の2017年12月期第2四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比29.9%増の1,263百万円、営業利益が同476.4%増の206百万円、経常利益が同938.5%増の202百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同848.7%増の171百万円と大幅増収増益となり、期初会社計画に対してすべての項目で上回っただけでなく、2016年12月期通期の利益を半期で上回る好決算となった。主力の医薬営業支援サービスが2ケタ増収と好調に推移したほか、医療コンテンツサービスも「CareNeTV」の有料会員数増加により増収増益となったことが要因だ。増収効果によって売上原価率、販管費率ともに大きく改善し、営業利益率は前年同期比12.7ポイント上昇の16.4%となった。

セグメント別の業績を見ると、医薬営業支援サービスは売上高が前年同期比35.8%増の1,057百万円、営業利益は同63.7%増の398百万円となった。販売体制強化などの取り組みを進めるなか、Web講演会※やMRPlusなどeプロモーションサービスの評価が高まり、既存顧客からの受注が増加しただけでなく、新規顧客からの受注も増加したことが要因だ。

※製薬企業が医師向けに新薬に関する情報を周知するための講演会をインターネットで配信するサービス。時間や場所の制約がないため、医師の講演会の参加率がリアルの講演会よりも格段に高くなるメリットがある。

また、2016年7月よりオープンした臨床医学動画メディア「MEDuLiTe」を活用したサービスも外資系製薬企業数社から受注を獲得し収益増に貢献した。同サービスは、オンコロジー分野を中心としたスペシャリティ医薬品の販売承認前における製薬企業の活動を支援するサービスとして位置付けられる。ターゲットとなる医師に「新たに発売する医薬品に関連する疾患領域を印象付け、期待感を醸成し、処方に向けての準備をしてほしい」という製薬企業のニーズに対して、同社が関連する教育用動画コンテンツを制作し、医師に配信することで実現していくサービスとなる。販売承認前の薬剤情報の提供は禁止されているため、新薬の販売を承認後にスムーズに進めていくためには、担当医師に対して事前に啓蒙活動を進めていくことが、専門性の高いスペシャリティ医薬品では特に重要となってくる。欧米市場では既に普及しているサービスであり、新薬の大半がスペシャリティ医薬品となる日本においても今後、普及していくことが予想されている。なお、当初はスペシャリティ医薬品の新薬が対象となると考えていたが、実際にはその他の新薬においても受注を獲得しており、需要の裾野は想定よりも広いと考えられる。売上規模はまだ小さいものの顧客企業からの評価は高く、また、日系製薬企業からの引き合いも増え始めていることから、今後の成長が期待される。とりわけ、同サービスについては動画コンテンツの制作能力が差別化要因になってくると考えられ、国内トップの制作能力・品質を持つ同社にとっては収益を拡大していく好機になると考えられる。

一方、医療コンテンツサービスの売上高は前年同期比6.2%増の205百万円、営業利益は同35.9%増の82百万円となった。このうち、医師向け教育コンテンツ「ケアネットDVD」及び「その他」の売上高は前年同期比2.3%増の99百万円と伸び悩んだものの、医療教育動画サービス「CareNeTV」の売上高は有料会員数の増加によって同10.2%増の106百万円と好調に推移した。「CareNeTV」については月額で売上げを計上するストック型のビジネスモデルとなるため、会員数の増加に伴って売上高が安定的に拡大を続けており、同セグメント利益の増益に貢献している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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