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【注目トピックス 市況・概況】欧米為替見通し:ドル・円は下げ渋りか、オーストリア総選挙受けたユーロ売りが影響

2017年10月16日 17:25

今日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想したい。前週末に発表された米インフレ関連指標の下振れでドルは買いづらい見通し。ただ、オーストリア総選挙での右派政党の躍進を受けて、ユーロ圏内の亀裂につながりかねないとの思惑によるユーロ売りの影響で、ドル買いがある程度入りそうだ。

13日に発表された米国の9月消費者物価指数(CPI)は、前年比+2.2%(予想+2.3%)と、連邦準備制度理事会(FRB)の目標+2.0%を上回ったものの、生鮮食料品やエネルギー価格を除いたコアCPIは+1.7%(予想+1.8%)にとどまった。9月の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨で、今後のインフレ関連指標の内容を見極めたいとの意見が出ていたことから、CPIの予想下振れはドル売りを誘発。同時に発表された9月小売売上高が前月比+1.6%(予想+1.7%)にとどまったことも、ドル売りを支援したようだ。

もっとも、これらの指標は8月から9月にかけて米南東部を襲撃したハリケーンの影響が加味されたもので、指標を嫌気した動きよりも持ち高調整とみた方が実態に近いだろう。CMEグループが算出するFedウォッチによると、足元で市場参加者の8割超が12月12-13日開催のFOMCで追加利上げを見込んでいることに変わりはなく、週明けアジア市場では日経平均株価の堅調地合いもあり、本邦勢を中心にドル・円は買い戻された。今晩の欧米市場でもドルは買いづらいものの、112円付近から大きく下げる展開は想定しにくい。

一方、15日にオーストリアで行われた議会選で、中道右派が躍進したほか移民の受け入れ制限を主張してきた極右政党が支持を集め、両党による連立政権が発足する見通しとなった。投票結果が直接的に欧州連合(EU)内の亀裂につながるわけではないが、9月24日のドイツ議会選でも右派政党が議席を増やしたことも意識されよう。EU内で今後右派と中道・左派に分断されることで混乱が生じるとの思惑から、目先はユーロが売られやすい地合いとなりそうだ。それは結果として、ドルをある程度下支えする効果が見込めそうだ。
(吉池 威)

【今日の欧米市場の予定】
・18:00 ユーロ圏・8月貿易収支(予想:+233億ユーロ、7月:+232億ユーロ)
・21:30 米・10月NY連銀製造業景気指数(予想:20.5、9月:24.4)
・第2回日米経済対話(ワシントン)

<CS>

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