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【注目トピックス 市況・概況】ユーロ週間見通し:下げ渋りか、ECBの金融緩和策縮小決定への期待も

2017年10月21日 14:47

■弱含み、欧州政治不安や米FRB議長人事を巡る思惑で

先週のユーロ・ドルは弱含み。オーストリア下院選挙の結果やカタルーニャ自治州独立問題などへの懸念や、米連邦準備理事会(FRB)の次期議長人事でタカ派寄りの候補浮上もあり、ユーロ売りが先行した。ただ、欧州中央銀行(ECB)は次週26日の理事会で金融緩和策の縮小計画を発表するとの観測が浮上し、ユーロの下げ幅はやや縮小した。取引レンジ:1.1730ドル-1.1858ドル。

■上値の重い展開か、ECBは資産縮小決定へ

今週のユーロ・ドルは上値の重い展開か。欧州中銀(ECB)は26日開催の理事会で、来年における債券購入プログラム縮小を決定する見通し。ただし、大規模な縮小ではないとみられている。米連邦準備制度理事会(FRB)の金利正常化方針を背景としたドル買いが見込まれており、ユーロの上昇は抑えられるだろう。

予想レンジ:1.1700ドル−1.1900ドル

■上昇、株高やドル高・円安進行の影響受ける

先週のユーロ・円は上昇。オーストリア下院選挙で中道右派と極右政党が連立政権を樹立する見通しになったことを嫌気してユーロ売りが先行した。しかし、その後、米国の税制改革への期待による長期金利上昇や、日経平均株価14連騰を受けてドル・円が113円台まで上げた動きに連れて、ユーロの対円レートは反転、上昇した。取引レンジ:131円66銭-133円96銭。

■下げ渋りか、ECBの金融緩和策縮小決定への期待も

来週のユーロ・円は下げ渋る展開か。欧州中銀(ECB)は26日開催の理事会で来年の債券購入プログラム縮小を決定するとみられる。利食い売りが一時的に増える可能性があるが、調整売り一巡後はユーロ買いの地合いが強まりそうだ。また、22日投開票の日本の衆院選で与党勝利が見込まれており、安倍政権存続を好感した株買い・円売りの基調は強まりそうだ。

○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・24日:10月マークイット製造業PMI(予想:57.7、9月:58.1)
・24日:10月マークイットサービス業PMI(予想:55.8、9月:55.8)
・26日:欧州中央銀行が金融政策発表(主要政策金利は現状維持の見込み)

予想レンジ:132円00銭-135円00銭

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