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【オープニングコメント】ソフトバンクGの決算に関心

2017年11月6日 8:22

 米雇用統計の結果を受けた米国市場の動向に影響を受ける格好となるが、10月雇用統計で失業率が低下し、非農業部門就業者数が回復したものの予想を下振れている。ただし、ISM非製造業景況指数や製造業受注指数が予想を上振れたことでNYダウ、ナスダックともに上昇し、シカゴ日経225先物清算値は22600円に乗せるなか、日経平均は連日で年初来高値を更新してこよう。

 今週も引き続き主要企業の決算が続く。トヨタ<7203>など自動車や商社、不動産の主力処の発表が予定されている。また、本日はソフトバンクG<9984>が決算を予定しており、市場の関心が集まることになろう。ソフトバンクGについては、通信大手のスプリントとTモバイルUSの経営統合問題について、一時決裂したと思われていた経営統合を巡る協議が依然として進行中であるとの報道が伝えられている。

 そのほか、海外ではピークは通過したものの、週後半には米半導体エヌビディアの決算が予定されており、これが大株主のソフトバンクGのほか、他のハイテクセクターや、自動運転、IoT(モノのインターネット)といった関連銘柄への手掛かり材料になる可能性はありそうだ。

 ただし、これまでハイテク中心に主要企業に好決算が相次いでおり、これがセンチメントを明るくさせている面はある。しかし、決算ピークの中で支援材料となる好決算が続かないと、次第に慎重姿勢から利益確定の流れに向かわせる可能性がありそうだ。海外勢によるインデックスに絡んだ売買が上昇をけん引している一方、中小型株等については、引き続き手掛けづらさが意識されることも考えられよう
(村瀬智一)

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