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水上紀行のFXニュースフラッシュ

【水上紀行のFXニュースフラッシュ】金利の世界は、為替とは少し違う

2015年12月3日 13:32

今回のECB理事会では、結構腰の入った追加緩和になるものと見ています。

なぜなら、先月のパリの同時テロや、フォルクスワーゲンの販売不振などによるユーロ圏の景気へのダメージは結構大きいだろうと思うからです。

特に、世界1の観光立国であるフランスに与えた悪影響はかなり大きいものと思われます。

そして、現ECB総裁であるドラギ氏の過去にも見せた「やる時にはやる」という行動力から考えても、ここは間髪入れずに、追加緩和を実行するものと思われます。

さて、追加緩和については、FRBの利上げと合わせて、マーケットではやるものと見ていますので、実際に実行に移せば、材料出尽くしとなって、相場は一服するという意見がたぶん多いと思います。

ただし、金利の世界は、為替の世界と少し違います。

為替の世界なら、まさに決定されれば、材料出尽くしで、手仕舞いということにもなりえます。

しかし、金利の世界では、たとえば、ECBが量的緩和をし、FRBが0.25%の利上げをすれば、事実上、金利差は拡大します。

金利の世界は、全員が同じ方向、つまりECB緩和、FRB利上げのポジションを持っていて、実際にもそのように決定されても、事実上金利差は広がりますので、その方向にポジションを張っていた人はすべて勝つことになります。

そして、そのことは、結局は、一時的に手仕舞いに入って為替にも金利差拡大がジワリと効いてきます。

特に、今回のように、主要国・地域の間で、片方が緩和して、もう片方が利上げをするという、異例なケースが実際となれば、どういう相場になるのか、記憶に止めておくことをお勧めします。

各通貨の詳細な分析および具体的なターゲットはメールマガジン「FXマーケットフォーカスト」にて。
mizukami

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