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【ランチタイムコメント】日経平均は500円超える上昇、昨年11月9日高値が射程に

2018年1月4日 12:11

 日経平均は大幅に反発。561.12円高の23326.06円(出来高概算8億株)で前場の取引を終えた。2日から取引を再開した米国市場では、ハイテク株への物色が強まり、NYダウは2日間で200ドルを超える上昇となっている。この流れを受けたシカゴ日経225先物清算値は、
大阪比410円高の23160円と23000円を超えており、これにサヤ寄せする格好から、幅広い銘柄に買いが先行。その後もアジア市場の上昇や円相場がやや円安に振れるなか、一時23335.06円まで上げ幅を広げている。

 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1600を超えており、全体の8割を占めている。セクターでは証券、石油石炭、鉱業、海運、その他製品が3%を超える上昇。一方で、ゴム製品が小幅に下落している。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、京セラ<6971>が強い値動きだった。

 米ハイテク株高が買い安心感につながっており、日経平均は昨年11月9日高値23382.15円にあと50円弱に迫っている。ダブルトップが意識されやすく、利益確定の売りも出やすいところであろう。ただし、もち合いレンジを上放れてきたところでもあり、さらにトレンドが強まる可能性はありそうだ。そのため、利益確定は出たとしても、ショートポジションは避けたいところであろう。

 物色としては指数インパクトの大きい値嵩株が日経平均を牽引する格好だが、昨年11月
高値に接近するなか、突破を見極めたいとのムードから積極的な上値追いには慎重になりやすいだろう。まずは23000円処を固める流れの中で押し目拾いのスタンスとなろう。仮想通貨関連の一角が動意づいているが、2018年も活躍するとみられるテーマ株等に、個人主体の資金が向かいやすいだろう。日経平均が高値圏でのこう着となれば、新興市場の中小型株への物色が強まりそうだ。
(村瀬 智一)

<AK>

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