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【注目トピックス 日本株】日本ライフL Research Memo(4):循環器疾患に特化した製商品の構成

2018年1月5日 15:10

■事業概要

3. 品目別の状況
日本ライフライン<7575>の品目領域は、リズムディバイス、EP/アブレーション、外科関連、インターベンションの4つに大別される。

リズムディバイスでは、不整脈治療用の体内植込み型機器を扱っている。主な商品は心臓ペースメーカー、ICD(植込み型除細動器)、CRT-D(除細動機能付き両心室ペースメーカー)など電気刺激によって心臓の動きを正常に保つ植込み型機器のほか、AED(自動体外式除細動器)も扱っている。心臓ペースメーカーの市場では、MRI対応のペースメーカーが主流を占めるようになってきたため、同社も「KORA250」などMRI対応の商品を投入している。なお、リズムディバイスはすべて仕入商品である。

EP/アブレーションでは、不整脈検査・治療用のディスポーザブル式の電極付きカテーテルを取り扱っている。主な自社製品は心臓内で電位を測定するEPカテーテル、異常な電気刺激経路を焼き切るアブレーションカテーテル、オンリーワン製品の心腔内除細動カテーテル、食道温モニタリングカテーテルである。仕入商品には、オンリーワン商品の心房中隔穿刺針がある。2018年3月期上期には症例数が前年同期比20%増になるなど、心房細動(AF)のアブレーション治療件数が近年急速に伸びている。なお、カテーテルとは中空の柔らかく細い管であり、皮膚の表面から血管に挿入して治療を行う医療機器を広く指す。

外科関連では、機能を喪失した血管や心臓の弁を人工の臓器に置き換えて治療する、外科手術用の医療機器を扱っている。主な自社製品は人工血管とオープンステントグラフトであり、これらは2017年4月に吸収合併したJUNKEN MEDICAL社で製造していたものである。主な仕入商品は胸部・腹部用ステントグラフト、人工心臓弁、人工弁輪である。腹部領域のAFXステントグラフトシステムは好評で、導入1年で10%を超えるシェアを獲得した。なお、ステントグラフトとは、人工血管と同じく大動脈瘤の治療に用いられる医療機器である。開胸手術を行う人工血管に対し、ステントと言われるバネ状の金属の筒を縫い付けた人工血管を、カテーテルに収納した状態で治療部位まで挿入し、バネの力で血管に押し付けて固定する医療機器である。

インターベンションでは、主に心筋梗塞や狭心症などを治療するための医療機器を扱っている。主な自社製品は、心筋梗塞などの際に血管(冠動脈)の詰まりを治療するガイドワイヤーとバルーンカテーテルである。主な仕入商品は、同じく心筋梗塞などの治療を補助する貫通用カテーテルと、先天性の構造的心疾患を治療する際に用いる心房中隔欠損閉鎖器具である。末梢血管用のPTAバルーンカテーテル市場が成長しており、同社も拡大する末梢領域に対応し成長を取り込む考えである。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)

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