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【注目トピックス 市況・概況】92年高値突破ならショートカバーが強まる【クロージング】

2018年1月5日 16:16

5日の日経平均は続伸。208.20円高の23714.53円(出来高概算16億8000万株)で取引を終えた。水準としては1992年以来、26年ぶりの高値水準となり、連日でバブル崩壊後の高値を更新した。4日の米国市場では、投資家のリスク選好姿勢が強まる中、12月ADP雇用統計が予想を上振れたほか、原油相場やその他資源価格の上昇も好感され、終日堅調推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比225円高の23635円となる中、これにサヤ寄せする格好から買い先行で始まった。買い一巡後は前日の大幅上昇の反動もあって23500円台でのこう着をみせていたが、後場に入ると再び上げ幅を拡大させている。

東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1300を超えており、全体の6割を占めている。セクターでは鉄鋼が2%を超える上昇となったほか、非鉄金属、証券、海運、電力ガス、銀行、精密機器、輸送用機器、電気機器、不動産が堅調。一方、石油石炭、鉱業、小売、その他製品が利食いから小安い。

日経平均は後場一段高で23700円台を回復し、1992年の高値23800円処まであと70円程度に迫ってきている。これをクリアしてくると、次のターゲットは1991年以来の25000円が意識されてくることになろう。急ピッチの上昇に対する過熱感が警戒されているが、インデックスに絡んだ売買が中心であり、個人主体の資金は出遅れ感のある銘柄等に資金を向けており、冷静な対応に映る。日経平均の上昇の割には楽観視した動きではなく、更なる一段高が期待されやすいだろう。92年高値突破となるようだと、ショートカバーが強まりやすいとみておきたい。(村瀬智一)

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