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【注目トピックス 日本株】リアルワールド Research Memo(6):17年9月期はレギュレーション変更によりクラウドメディアが減少に

2018年1月5日 15:56

■リアルワールド<3691>の業績推移

過去の業績を振り返ると、2016年9月期までは、会員数の拡大及びクラウドソーシングサービスの伸長により増収基調を続けてきた。2014年9月期はスマートフォン分野が急成長したこと、2015年9月期はマークアイの連結効果を含めてクラウドソーシングサービスが大きく伸長したこと、2016年9月期についても、クラウドソーシングが新たな需要を取り込みながら拡大した。ただ、2017年9月期は、アドネットワーク事業者のレギュレーション(広告掲載条件)変更等の影響(クラウドメディアの落ち込み)により、2008年9月期以来の減収となった。なお、需要が拡大しているクラウドソーシングが大きく伸びてきた一方、クラウドメディアが落ち込んだことから、両者の比率はほぼ50%と均衡してきた(直近の月次ベースではクラウドソーシングがクラウドメディアを逆転)。

損益面では、先行費用のかけ方が利益率の変動要因となっている。2013年9月期はスマートフォン分野の強化に向けて戦略的に広告宣伝費を投下したこと、2015年9月期はクラウドソーシングのシステム構築に関わる費用が先行投資的に発生したことが利益率の低下を招いた。2016年9月期は増収による利益の押し上げや業務効率化に向けた取り組み等により利益率は一旦改善に向かったが、2017年9月期には、前述の外部要因等により再び経常利益率の低下に陥っている。

一方、財務面では、自己資本比率は株式上場に伴う新株発行により2014年9月期に54.0%に上昇したが、2015年9月期はマークアイの買収に伴うのれん代により総資産が膨らんだこと、2016年9月期以降は、会計方針の変更や2期連続の最終損失の計上等により低下傾向が続いている。また、ROEも利益率に連動する形で推移しており、2016年9月期以降は最終損失に転落したことからマイナスで推移している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)

<MW>

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