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【注目トピックス 日本株】ランドコンピュ Research Memo(2):創業46周年を迎えた独立系システムインテグレータ

2018年1月9日 15:02

■会社概要

ランドコンピュータ<3924>は、独立系システムインテグレータとして歴史を重ね、2017年1月に創業46周年を迎えた。情報サービス業界では珍しい学校法人を起源とする。「こころできまる」を社是に、「(1)顧客価値の創造と顧客満足度の追求を図り企業価値を高める。(2)次代を拓くプロフェッショナル集団として、情報技術のリーディングカンパニーとなる。(3)常に革新的企業文化風土を維持、継続する。」を経営理念として事業を展開する。

1. 沿革
同社の歴史は、(1)創業から経営基盤整備期、(2)成長及び構造改革期、(3)改革期以降、の3つのステージに区分できる。

(1) 創業から経営基盤整備期(1971年から1994年頃まで)
1971年9月に富士通<6702>と(株)東京銀行(現(株)三菱東京UFJ銀行)のシステム開発で取引を開始し、銀行や保険などの金融システムの受託開発を中心に事業規模を拡大。1987年12月に(株)東洋情報システム(現TIS<3626>)経由でクレジットカードシステム分野に参入したほか、1990年10月には高島屋<8233>と業務請負基本契約を締結し百貨店向け流通システム分野への参入も果たし、ユーザー基盤を拡大した。

(2) 成長及び構造改革期(1995年頃から2009年頃まで)
バブル崩壊、Windows95の登場によりメインフレームからクライアント型サーバーシステムの開発が主流となったのを受けて、ITコンサルやパッケージ導入のビジネスへ参入したほか、ネットバンキングシステムなどのWeb開発を本格的に開始するなど事業構造の変革に取り組む。2006年4月にシステムインテグレーション・サービスにおけるインフラ関連業務をインフラソリューション・サービスとして開始したほか、医療システム分野に参入して業務分野を一段と拡大した。

(3) 改革期以降(2010年頃から現在まで)
2010年4月には、salesforce.comと協業し、クラウドコンピューティング・サービスを開始したほか、システムインテグレーション・サービスにおけるパッケージシステムの導入・アドオン開発業務をパッケージベースSI・サービスとして開始。2013年4月に諸島伸治(もろしましんじ)氏※を代表取締役社長として招聘したことにより日立グループなど富士通以外のグループとの取引が拡大した。マネジメント改革に着手し収益拡大トレンドに転換。2015年12月に資金調達の多様化を図るとともに、社会的信用・知名度の向上、優秀な人材の確保を目的として東京証券取引所市場第2部へ株式を上場した。

※同氏は1971年4月に日立製作所<6501>入社後、2010年4月に日立ソフトウェアエンジニアリング(株)代表取締役社長に就任後、2010年10月には(株)日立ソリューションズ代表取締役副社長を歴任。2013年4月に同社へ入社し、同年6月に代表取締役社長に就任した。

2. 事業内容
主要顧客は、富士通を中心とする大手システムインテグレータ。特に、富士通グループとは設立直後の取引関係から親密で、富士通のコアパートナーとなっており、富士通グループ向けの売上げが全体の半分弱を占める。富士通単体への売上高依存度は、2017年3月期で17.9%だった。一方、150社強のエンドユーザーとも直接取引しており、そのウエイトは4分の1程度となっている。富士通との良好な関係を維持しながら、日立グループなど他のSIerとの取引量拡大を目指す。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)

<NB>

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