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【注目トピックス 市況・概況】欧米為替見通し:ドル・円は戻りの鈍い展開か、クロス円で円売りの調整

2018年1月9日 17:25

今日の欧米外為市場では、ドル・円は戻りの鈍い展開を予想する。アジア市場での日銀オペなどをきっかけとした円買いが意識される見通し。また、年末以降のクロス円の円売りを巻き戻す動きが広がる可能性もあろう。

本日のアジア市場では、日銀が超長期債対象の買い入れオペの予定額を減らしたことに関連し、円金利の上昇を受け円買いが強まった。また、連休明けの東京株式市場で日経平均株価の上げ幅縮小や輸出企業によるドル売りが加わったことで、ドル・円は113円台から一時112円半ばまで弱含んだ。

ある短期筋は「動意は薄いとみられていたので、やや大きな下げに唐突感がある」と指摘した。その後は押し目買いによりドルの下げは一服したが、海外市場でもこれまで続いた円売りを巻き戻す動きが意識され、ユーロ・円やポンド・円などクロス円でポジション調整の円買いに振れる展開もありうる。

今晩は、ユーロ圏11月失業率や米11月JOLT求人件数などが材料視される。前日の11月小売売上高と12月景況感指数はいずれも堅調となったが、ユーロは売りが先行。今晩の失業率で雇用情勢の改善が示されなければユーロ売り再開の口実になりそうだ。

一方、5日の米12月雇用統計は悲観的になる内容ではなかったものの、今晩のJOLT
求人件数が低調だった場合、目先の金融引き締めを期待したドル買いは弱まろう。また、2016年の米大統領選にロシアが干渉したとされる疑惑に関連し、モラー特別検察官がトランプ大統領本人に事情を聴取する可能性が報じられたことも、ドル売り要因として注目されやすい。

【今日の欧米市場の予定】
・19:00 ユーロ圏・11月失業率(予想:8.7%、10月:8.8%)
・24:00 米・11月JOLT求人件数(予想:602.5万件、10月:599.6万件)
・24:00 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁質疑応答
・03:00 米財務省3年債入札(240億ドル)

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