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【注目トピックス 日本株】冨士ダイス Research Memo(1):超精密加工技術を背景に事業領域広げ新たな成長を目指す

2018年1月17日 15:21

■要約

冨士ダイス<6167>は、1949年に創業し、超硬耐摩耗工具業界では長期にわたりトップシェアを堅持、現在のシェアは31.4%を誇る。また創業以来黒字経営を継続しており、71.9%と高い自己資本比率を誇り、収益率も高い。

2018年3月期第1四半期は売上高4,251百万円(前年同期比7.0%増)、営業利益371百万円(同111.2%増)、経常利益366百万円(同115.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益267百万円(同205.3%増)と伸長した。自動車業界向け超硬製工具、金型の好調に加え、混錬工具などが好調で、増収効果に加え限界利益率の高さから稼働率アップにより大幅増益を達成した。

2018年3月期上期は売上高8,803百万円(前年同期比7.4%増)、営業利益787百万円(同31.7%増)、経常利益788百万円(同37.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益577百万円(同45.0%増)と期初計画を売上高で394百万円、営業利益267百万円超過達成で着地した。自動車業界向けの好調持続に加え、スマートフォン部品製造向けなどが増加、為替も円安となり、順調な収益拡大となった。

2018年3月期通期の連結業績は、売上高で前期比1.3%増の16,868百万円、営業利益で同4.4%減の1,110百万円、経常利益で同1.6%増の1,214百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同5.2%増の900百万円と増収経常増益の見通し。熊本製造所の稼働に伴う減価償却費増や修繕費などの増加を見込み、営業利益段階で減益を予想する。ただし、上期増額分を考慮すると下期は期初計画比減額修正となるが、現状は自動車業界向けが好調で、半導体産業などの生産拡大が続いているなかで、会社予想を上回る収益が見込まれる。また新製品の開発も順調に進んでおり、新たな成長の種も豊富に持っており、今後の企業成長に向け、明るい展望が期待される。

■Key Points
・2018年3月期上期は前年同期比7.4%増収、31.7%営業増益と期初計画を大幅増額で着地
・2018年3月期会社予想は1.3%増収1.6%経常増益予想と期初計画を変更せず、大幅増額の可能性
・成長分野へ注力し新製品群も寄与し増収増益続く見通し

(執筆:フィスコ客員アナリスト 岡本 弘)

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