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【注目トピックス 日本株】萩原電気 Research Memo(1):自動車業界が売上高の約90%を占める半導体商社。自動化・電子化の恩恵は大きい

2018年1月26日 16:15

■要約

萩原電気<7467>は名古屋を地盤とする半導体、電子部品の商社である。売上高の約90%が自動車業界向けで、トヨタ自動車<7203>グループを主要顧客に持つ。

1. 2018年3月期第2四半期連結業績(実績)
終了した2018年3月期第2四半期の連結業績は、売上高が52,376百万円(前年同期比9.0%増)、営業利益が1,651百万円(同28.7%増)、経常利益が1,680百万円(同38.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益が1,142百万円(同30.8%増)となった。主要得意先である自動車関連企業の生産が堅調に推移したことに加え、先進運転支援システム関連等の需要増もあり、期初予想(減益予想)を上回り増収・増益となった。

2. 2018年3月期の連結業績(予想)
進行中の2018年3月期の連結業績は、売上高107,000百万円(前期比5.2%増)、営業利益3,450百万円(同11.3%増)、経常利益3,400百万円(同11.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益2,250百万円(同2.3%増)が見込まれており、期初予想(減益予想)から上方修正された。ただし、上半期の上振れ分を修正しただけであり、下半期としては期初の予想と変わっていない。会社は「前向きな投資を積極的に行うため、下半期の予想を厳しく見ている」と述べているが、主要顧客の足元の生産動向や先進運転支援システムへの展開などを考えれば、通期予想が再度上方修正される可能性はありそうだ。

3. 自動車の電子化、各種自動化の恩恵を受け成長余力は高い
同社は単なる商社機能だけでなく、提案力・開発力を生かして企業付加価値を高めている。中長期的にも主要顧客であるトヨタグループのハイブリッド車生産増の恩恵、自動車の各種自動化(自動運転、自動ブレーキ等)の進化、さらには製造現場におけるIoTやM2Mの浸透などにより、さらに大きく成長する可能性を秘めている。

■Key Points
・自動車業界向けが約90%を占める半導体商社。ADASやIoT関連にも展開
・2018年3月期は、自動車生産等の状況によっては再度上方修正の可能性も
・中期経営計画の目標は2020年3月期に売上高1,200億円、営業利益38億円

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

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