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【注目トピックス 経済総合】NYの視点:米ベージュブック、3月の利上げをさらに確実に

2018年3月8日 8:45

3月20−21日に開催される連邦公開市場委員会(FOMC)では連邦準備制度理事会(FRB)が政策金利であるFF金利誘導目標を追加で25ベーシスポイント引き上げることがほぼ確実視されている。

米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した最新の米地区連銀経済報告(ベージュブック) では、1月から2月にかけ全米地区の経済が引き続き「緩慢から緩やかに拡大」したことが明らかになった。また、全地区で物価の上昇が報告されている。さらに、労働市場のひっ迫が賃金を押し上げ、緩やかなインフレの上昇が予想されている。この結果は3月のFOMCの材料となるが、利上げを後押しする結果となった。

また、トランプ大統領が実施した経済政策の効果として、減税で賃金が上昇したほか、製造業に広範な伸びが見られたようだ。注目されるのは、4地区で鉄鋼価格の著しい上昇が報告されたこと。

民間の雇用統計で、米労働省が発表する雇用統計と相関関係が強い2月ADP雇用統計は前月比+23.5万人となった。伸びは予想を上回り4カ月連続で20万人を超えた。この結果を受けて、金融政策の鍵を握る米労働省が発表する雇用統計も順調な雇用拡大、賃金の伸びが示され、労働市場のひっ迫が確認される可能性が強まった。

パウエルFRB議長は就任後初めての議会証言で、2018年の経済の見通しを12月時点から引き上げたことを明らかにした。米アトランタ連銀のボスティック総裁も2018年の利上げ見通しで、「12月には2回の利上げを予想していたが、3回に引き上げた」としている。同総裁は2018年度の投票券を有している。FOMCが引き続き利上げ軌道にあることが再確認された。

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