マネーポストWEB「マネーポスト」公式サイト

FiscoNews

【注目トピックス 日本株】イーレックス Research Memo(4):新たに佐伯発電所を建設中、2016年秋には出力8万kW体制に

2015年12月21日 16:14

■電力小売完全自由化と中期成長戦略

(3)電源の調達戦略

(i)発電所建設計画
イーレックス<9517>はここにきて電源調達の面でも動きを加速させてきている。同社が現在取り組んでいるのは、同社子会社のイーレックスニューエナジー佐伯(株)(以下「ENE佐伯」)で行っている佐伯発電所の建設だ。これは既存の土佐発電所と同様、PKS(Palm Kernel Shell、パーム椰子の殻)を燃料とするバイオマス発電所だ。定格出力は5万kWの予定で、2016年秋の稼働が予定されている。現在稼働中のイーレックスニューエナジー(株)の土佐発電所と合わせて、2016年秋には出力で8万kW体制となる。

同社の自社発電施設はPKSのバイオマス発電に特徴がある。PKS利用のバイオマス発電はFIT(Feed-in Tariff、固定価格買取制度)を活用することが出来る。

佐伯発電所の次のプランとしては、福岡県豊前市にて検討が進められている。豊前発電所についての検討開始についてはすでにリリースが出されており、同社と九電みらいエナジー(株)(九州電力の100%子会社)、九州高圧コンクリート工業(株)、豊前開発環境エネルギー(株)の計4社が事業化に向けたフィージビリティ・スタディ開始についての合意書を交わしたことが公表されている。

(ii)燃料供給体制
同社の自社発電の燃料は現在PKS主体となっているが、PKSの需給バランスは当面、買い手有利の構図が続くとみられている。輸出元はインドネシアとマレーシアで、年間1,000万トン超の発生が続く見通しだ。他方の輸入国は日本、韓国、シンガポール、タイなどで総需要量は年間100~300万トン程度とみられるためだ。しかし同社は、将来のさらなる自社電源開発も見据えて、電源のための原料調達にも手を打っている。

同社は、豊前やそれ以後の発電所への燃料供給も視野に、燃料供給のための子会社として、佐伯バイオマスセンターを8月に設立した。その燃料置場工事が2016年10月の全面完工を目指して、この11月に着工した。完工のタイミング及び立地から明らかなように、土佐発電所と佐伯発電所への原料安定供給が第1の目的と見られるが、現在検討が開始されている豊前発電所への供給も視野に入っているものと推察される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

<HN>

fisco

「マネーポストFX」の注目記事

半年の最大損失が約6万円なのに、取引全自動で稼ぎは50万円以上のFX
取引全自動のFXシストレ 5万円元手に1か月で8万円稼いだ実力
忙しくてもFX自動売買で1000万円儲けたトレーダー
40代投資家 「守り」を意識した売買で5000万円突破
相場観ゼロでもFXで1000万円稼ぐ方法とは
  • 約1年で140万円の儲け 暴れ馬ポンドで稼いだFXシストレ
  • 年間利回り10%以上も可能 海外銘柄で配当投資を始める方法
  • 2017年夏号(6月1日発売号)

    大特集は〈ただならぬ大化け株 総力発掘50〉。藤野英人氏が見出した「次世代テーマ株」や、戸松信博氏、藤井英敏氏らが注目する爆騰期待の個別株をランキング形式で紹介。橘玲氏、森永卓郎氏らによる連載も充実。定価620円。お早めにお求めください。

    当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

     日頃、雑誌『マネーポスト』をご愛読いただきまして誠にありがとうございます。このたび、『マネーポスト』は2017年夏号(2017年6月1日発売号)をもって、当サイトに完全移行・統合することとなりました。
     これまでのご愛顧に心から感謝いたしますとともに、「マネーポストWEB」も同様にお引き立ていただければ幸いです。

    2017年夏号(6月1日発売号)

    大特集は〈ただならぬ大化け株 総力発掘50〉。藤野英人氏が見出した「次世代テーマ株」や、戸松信博氏、藤井英敏氏らが注目する爆騰期待の個別株をランキング形式で紹介。橘玲氏、森永卓郎氏らによる連載も充実。定価620円。お早めにお求めください。

    当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

    小学館雑誌定期購読小学館のプライバシーステートメント問い合わせ広告掲載について

    © Shogakukan Inc. 2017 . All rights reserved. No reproduction or republication without written permission. 掲載の記事・写真・イラスト等のすべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。