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トルコ人エコノミストが解説 トルコリラ安の原因と今後の動向

2018年6月26日 20:00

トルコイスタンブール

トルコリラは大統領選を経てどうなる?

 トルコリラが分岐点を迎えている。政策金利17.75%(2018年6月時点)のトルコリラによる「スワップ投資」は日本人に人気だが、2018年前半のトルコリラは対円でたびたび最安値を更新するなど、トルコリラ安に悩まされた。

 トルコリラ安は、トルコの大統領エルドアンも原因の一端と考えられ、6月24日実施の大統領選が、今後のトルコリラを占うターニングポイントになると市場から注目を集めていた。結果としてはエルドアン大統領が再選し、同時に行われた総選挙でも与党が過半数の議席を獲得した。

 エルドアン大統領再選によるトルコリラへの影響はどのようなものが考えられるだろうか。これまでのトルコリラ情勢を整理するために、トルコ人エコノミストのエミン・ユルマズさんに話を伺った。

「昨今のトルコリラ安はエルドアン大統領が引き起こしているといっても過言ではありません。政権への不信感によって、トルコリラ安を招いています。そして、もうひとつの大きな原因が『ドル高』です。今年10%以上もトルコリラが下落したのはドル高に起因しており、なかでも米国債の影響は大きいです」(ユルマズさん・「」内以下同)

トルコリラ下落のもうひとつの要因は?

 トルコリラに限らず、新興国通貨安を引き起こしている根元は、米国債にあると指摘する。アメリカは今年1兆3000億ドルもの国債を発行する見込みで、発行額は昨年の2倍以上。今まで大量の国債を保有してきたFRB(連邦準備制度理事会)はバランスシート縮小に伴い、国債保有を積極的に行わなくなるなか、FRBの代わりに投資家勢が米国債の買い手となったようだ。

「投資家の間で、新興国通貨を売り、米国債を買う動きが多く見られるようになりました。米国債を購入する資金をつくるため、それまで保有していたトルコリラ、メキシコペソ、南アフリカランドといった新興国通貨全般が売られやすくなったと考えられます。こういった需給の面で、トルコリラも下落せざるを得ない状況でした」

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