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【ランチタイムコメント】日経平均は大幅に3日続伸、目先はリスクオフムード後退も盛り上がり欠く

2018年7月10日 12:19

 日経平均は大幅に3日続伸。226.33円高の22278.51円(出来高概算7億5000万株)で前場の取引を終えている。

 週明け9日の米国市場でNYダウは大幅に3日続伸し、320ドル高となった。週末に貿易摩擦に関する新たな悪材料が出ず、買い安心感につながった。また、米長期金利の上昇を受けて金融株が買われた。円相場は1ドル=111円近辺まで下落しており、本日の日経平均は米株高や円安を好感して163円高からスタートした。寄り付き後も一時22316.27円(264.09円高)まで上昇するなど堅調な展開となった。

 個別では、通信子会社の上場予備申請を行ったソフトバンクG<9984>が2%高となり、米大株主の保有株について自社株買いを実施すると伝わったヤフー<4689>は商いを伴って急伸した。検査不正を発表した日産自<7201>だが、前日売られただけに急反発。安川電<6506>など中国関連とされる銘柄も上げが目立つ。その他売買代金上位は任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、ソニー<6758>など全般しっかり。また、経営統合に関する記者会見を開くと発表した出光興産<5019>が東証1部上昇率トップとなった。一方、前日まで2日連続でストップ高を付けたエーザイ<4523>が本日は反落。村田製<6981>やスタートトゥ<3092>も利益確定売りに押された。セクターでは、石油・石炭製品が急伸し、非鉄金属や銀行業も上昇率上位に顔を出した。半面、食料品、水産・農林業、電気・ガス業の3業種のみ小幅に下げた。

 日経平均は週末を挟み連日で200円を超える上昇となり、急ピッチのリバウンドを見せている。個別株やセクター別動向を見ても、景気敏感株の持ち直しがリスクオフムードの後退を窺わせる。ただ、前日の東証1部売買代金は2兆円あまりにとどまっており、日経平均の上げ幅ほどに市場の盛り上がりは感じられない。長期投資家が不在のなか、短期筋主導で値動きの出やすい相場環境となっている面もあるだろう。市場関係者からは引き続き通商問題の影響を懸念する声が聞かれ、日経平均の戻りは25日移動平均線の位置する22380円辺りで一服となる可能性がある。

 主力の輸出株や金融株、景気敏感株も、足元の買い戻し一巡後は4-6月期決算や今後の業績見通しを見極めたいとする思惑が強まるものと考えられる。ヤフーや出光興産のように、話題性の高い個別材料を手掛かりとした値幅取り狙いの物色が中心となりそうだ。
(小林大純)

<AK>

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