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【オープニングコメント】ソフトバンクGとファーストリテに思惑的な動きも

2018年7月12日 8:38

 12日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。11日の米国市場はNYダウが200ドルを超す下落となった。トランプ政権が新たに2000億ドル相当の中国製品に10%の追加関税を課す計画を発表。米中貿易摩擦の激化により、半導体機器への影響が懸念されたほか、原油相場の下落が嫌気され、終日軟調推移となった。ただし、これについては前日の朝方から織り込まれており、改めて売り仕掛けてくる動きは限られよう。シカゴ日経225先物清算値は大阪比90円高の22000円だったが、日経平均は5日線を支持線として意識しつつ、心理的な節目となる22000円を挟んだ攻防といったところだろう。

 また、米中貿易摩擦の激化が警戒されるなか、中国市場の動向にも過度に反応しやすい局面もみられる。先回り的な動きが出てきたとしても、短期筋の仕掛け的な流れのなか、その反動も速いため、投資家はフットワークを要求されることになりそうだ。また、出来高が膨らみづらい状況のなか、オプションSQを控えていることも、商いを手控える一因になりやすい。そのため、薄商いの中を指数インパクトの大きい値がさ株に振らされやすい相場展開といったところである。

 昨日、米半導体大手のエヌビディアは、自社の半導体を組み合わせた人工知能(AI)システムが、独ダイムラーと独ボッシュが開発中の完全自動運転車に採用されることが決まったと伝えられるなか、ソフトバンクG<9984>に関心が集まりやすい。また、決算を控えているファーストリテ<9983>にも思惑的な売買が向かうことになろう。

<AK>

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