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【ランチタイムコメント】中国落ち着き売り方の利益確定の動きが意識されやすい

2016年1月8日 12:08

 日経平均は反発。69.56円高の17836.90円(出来高概算14億8000万株)で前場の取引を終えた。中国経済への懸念が強まる中、7日の米国市場ではNYダウが一時400ドルを超える下落となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比90円安の17570円であり、これにさや寄せする格好から始まった。また、ファーストリテ<9983>が決算を嫌気して6%安で寄り付いたことも日経平均の重石となった。オプションSQに絡んだ売買も日経平均を押し下げる要因となり、日経平均は寄り付き直後には一時17509.64円まで下げる場面もみられた。
 その後は中国市場に関心が集まる中、サーキットブレーカー制度の停止を発表した中国市場が比較的落ち着いた動きとなったことが安心感につながり、ショートカバーから日経平均はプラスに転じている。東証1部の騰落銘柄は、高安まちまちとなり、若干値上がり数が上回っている。セクターではゴム製品、パルプ紙、輸送用機器、その他製品が上昇。半面、海運、建設、電力ガス、小売、鉱業が冴えない。

 中国市場を睨みながらの展開となっているが、比較的落ち着いた値動きをみせており、安心感につながっている。楽観視はできないものの、日経平均は年初から1200円超も下げていたこともあり、売り方の利益確定の動きが意識されやすいだろう。中国市場が再び下落基調が強まったとしても、この水準から改めて売り直す流れも考えづらく、東京市場も次第に底堅さが意識されてくる可能性がある。
 ショートカバー中心のためインデックスに絡んだ売買から、主力処が中心になりやすい。ただし、目先的な底入れへの意識が高まってくるようだと、中小型株へも物色が広がりをみせてくる可能性はあると考えられる。(村瀬智一)

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