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【注目トピックス 市況・概況】ソフトバンクGの好調がマザーズに刺激も【クロージング】

2018年8月8日 16:04

8日の日経平均は小反落。18.43円安の22644.31円(出来高概算14億4000万株)で取引を終えた。海外株高の流れを受けて小幅に上昇して始まると、その後はこう着感の強い相場展開が続く中、前日に日経平均をけん引したソフトバンクG<9984>が本日も強含みの値動きをみせており、日経平均を下支えした。また、決算評価の流れからダイキン<6367>、ニコン<7731>なども堅調となる中、後場寄り付き直後には22800円を回復する場面もみられている。しかし、ザラ場に決算を発表した資生堂<4911>がコンセンサスを上回る決算を発表したものの、利食いに押される格好から下げ幅を拡大させており、日経平均の重石になっている。

東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1000を超えているが、値上がり、値下がり数はほぼ拮抗。セクターでは、海運、情報通信、パルプ紙、機械、その他金融、電気機器、銀行がしっかり。一方で石油石炭、ゴム製品、食料品、建設、ガラス土石の弱さが目立っている。また、需給状況が不安視されている中小型株であるが、マザーズ指数は続伸で5日線をクリアしてきており、ダブルボトム形成からの自律反発が意識されてきそうである。

日経平均は一時3桁の上昇をみせたが、結局は小幅な下げとなった。もっとも、米中貿易摩擦への警戒のほか、決算発表がピークを迎えていること、サマーシーズンで参加者が限られていることを鑑みれば、想定内のこう着といったところであろう。また、予想を上回る決算としても、需給状況から利食いのきっかけになる局面が散見されてきている。決算内容、その後の株価動向を見極めながらの手掛けづらさが意識されるなか、ソフトバンクGなど流動性が高く、好需給銘柄等に短期筋の資金が集中しやすいだろう。

また、ソフトバンクGの堅調な展開が個人のセンチメントを明るくさせ、マザーズ指数は続伸。低迷しているマザーズ銘柄にも関心が集まる展開に期待したいところである。サマーシーズンで機関投資家の参加が限られるなか、個人主体の中小型株物色で、夏枯れ相場を潤してもらいたい。

<AK>

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