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【注目トピックス 日本株】スターティア Research Memo(10):通期は増収・営業増益・経常増益を見込む

2016年1月12日 16:23

■業績見通し

(1) 2016年3月期通期

2016年3月期通期の業績見通しについてスターティア<3393>は、売上高10,000百万円(前期比15.2%増)、営業利益1,134百万円(同51.8%増)、経常利益1,134百万円(29.2%増)、当期利益567百万円(同4.2%減)を予想している。これら予想値は期初予想から変更はない。

今第2四半期決算でブレーキとなったWS関連事業のActiBookとCOCOARについては、営業手法の見直しが行われ、ターゲット顧客の中心であるマジョリティ層のニーズやITリテラシーにマッチした営業が行われるようになった。具体的には、商品概要、デモンストレーション、事例、ビジネスモデル、企画といった一連の流れのそれぞれの段階で、同社側からの一方通行にならないように、提案内容が理解しやすいものに作り変えた。NS関連事業では第2四半期からマネージドサービスが好調なことに加えて、下期からはマイナンバー対応のクラウドサービスであるセキュアMyNUMBERの販売に期待がかかる。BS関連事業では光コラボレーション関連のスターティア光の販売が、主として既存客に順調に販売を伸ばしているもようで、下期も一段の売上拡大が期待されている。これらの点を理由に、同社では、第2四半期のショート分を下期に取り戻して、期初予想の達成を目指す方針だ。

同社の2016年3月期通期予想に対して、同社のWS関連事業での対策やNS・BS両事業の成長シナリオには一定の説得力はあると弊社では考えている。第2四半期の未達分を下期に取り戻し、通期予想の達成を同社では見込んでいる。前述したとおり、売上高粗利益率が非常に高い商品であるActiBookとCOCOARの販売が見通しどおりに推移するかがキーポイントになるが、MyNUMBERやスターティア光の販売拡大を含めて下期において計画ラインまで利益面を取り戻せるかに注目される。

また、マジョリティ層の徹底攻略に向けて、むしろ、2016年3月期は短期的な売上げを捨ててでも、営業体制と営業ツールを見直し、若手主体の営業担当者に対して十分にトレーニングを行うことが重要ではないかという考え方もあるだろう。ポイントは、今第2四半期のつまずきを、将来に尾を引くことのないようにするということだ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

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