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【注目トピックス 日本株】アールシーコア CORPORATE RESEARCH(5/10):上期は増収増益、半期として過去最高業績

2016年1月14日 17:44

−第3部− 第2四半期決算

第2四半期累計決算状況(前年同期比比較)
2015年11月13日にアールシーコア<7837>(以下「RCC社」、「同社」)が発表した今年度上期の決算短信によると、売上高は6,352百万円、営業利益は431百万円となり、前年同期比で4.4%の増収、28.0%の増益となった。半期の売上高としては過去最高を記録したことになる。また、今年度通期の売上高について当初見込みを変更していないことから、下期の売上高見込みは6,648百万円と、さらにこれを更新するものとなっている。

14年度は、上期に消費増税前の駆け込み需要の反動減の影響を大きく受けたが、下期の2014年12月、2015年3月に、全社ベースの月間契約戸数が過去最高を記録している。この立ち直り傾向を今年度上期も維持したことが、この好決算から伺える。

今年度上期については、売上高、営業利益の伸びとともに、営業利益率が6.8%と、前年同期の5.5%から大きく上昇したことが分かるが、同期間が前年同期に比べて、20%程度の円安であったことや、業界として職方不足等による外注費の高騰が依然として解消されていないことを考慮すると、販社部門の契約増によるブランドロイヤリティ収入の増加が大きく利益に寄与したことが、その理由として考えられる。

ここで、同社も含めた一般的な建設業における、売上高と契約高の関係を示すため、Iレポートに載せた図表を再掲する。

前期末時点での契約残高に当期の契約高を加え、ここから売上高として示現した部分を控除したものが当期末の契約残高となる。同社の売上としては、この今期売上高に加えて、販社の今期契約高からもブランドロイヤリティ収入が入るため、売上高、契約高の両面から業況を判断する必要がある。

この表から、上半期の営業利益が前年同期比で94百万円増加した要因で最も大きいのが、販社部門の79百万円増であり、これが、契約高の大きな増加(ブランドロイヤリティ収入の増加)によるものであることが推測される。

15年度通期見込み

同社は現在のところ、今年度の通期業績見通しについて、期初に公表した数値の変更を行っていないが、利益の上方修正、または、期初予想を上回る着地が見込まれる。前年度までの通期業績及び、今年度見込みは以下のとおり。

これを半期毎の売上高、営業利益、営業利益率で示すと以下のようになり、今年度下期に営業利益率が3.3%と、上期より大きく低下する見込みであることが分かる。

もし、この見込みとおりに今年度下期が推移するとすれば、営業利益率を低下させる要因としては、売上原価率の上昇、または、販売費および一般管理費の上昇しか考えられないが、両項目の四半期ベースの推移(実績)を示すと、以下のようになる。

これによると、円安による輸入資材の上昇、(直販、BP社の工事に影響を与える)職方不足による外注費の高騰という要因はありながらも、売上(高)総利益率は32%~35%のレンジを大きく超えることなく推移しており、また、売上(高)販管比率も同様に25%~30%のレンジを大きく超えることなく推移してきたことが分かる。

スプリングキャピタル株式会社 井上 哲男

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