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【注目トピックス 経済総合】ドル/円は113円台から114円台へ回復か?ドル堅調地合い継続か注視 住信SBIネット銀行(三井智映子)

2018年10月2日 14:03

皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター三井智映子の「住信SBIネット銀行の気になるレポート」です。

先週注目されたFOMCは、市場の予想通り政策金利がFF金利の誘導目標を2.00~2.25%に引き上げることが決定され、今後数年の金融政策見通しを維持しました。ただし、金融政策については「緩和的」という表現が声明文から削除されたことから、当局による利上げ方針が終了間近であるとの見方も出ています。

日米首脳会談では、日米物品貿易協定(TAG)の交渉開始で合意しました。そして、先週の日経平均は上昇。28日の日経平均は円相場が9ヵ月ぶりの円安水準となり、一時8ヵ月ぶりに取引時間中の年初来高値を更新する場面もありましたね。週明け月曜にはさらに高値をつけ、強い値動きが継続しています。

イタリア政府が発表した来年予算の基本方針では、財政赤字が前政権から拡大し、イタリア財政が悪化する見通しとなったことからイタリア国債の価格が急落、イタリアの長期金利が一時3%超えし、 欧州の株式市場がほぼ全面安となりました。動向を引き続き注視する必要がありそうです。

また、貿易摩擦懸念が払拭されていないことなどが懸念されていましたが、NAFTAの再交渉をめぐり、アメリカとカナダが2国間協議で大枠合意したことが伝わったことで、貿易摩擦懸念が後退しています。

では、今週のマーケットはどうなるのでしょうか?チェックすべきポイントについて住信SBIネット銀行の「ウィークリーレポート」を見てまいりましょう。

レポートではまず、先週開催されたFOMCと米10年債利回りについて『FOMCでは年内12月利上げに加え来年3回の利上げが見込まれ、3.00%のターミナルレート(利上げサイクルの最終地点)での利上げが最終局面に差し掛かるとの思惑が米10年債利回りの3.11%台での頭打ちとなったものの、9月28日発表の個人消費支出コアデフレーターが前年比2.0%とFRBの掲げるインフレ目標と一致した安心感もあり米10年債利回りは3.06%台へ上昇するなど堅調な値動きとなりました』と振り返っています。

次いで、今週の米長期金利について『インフレ指標が、今後ターミナルレートの上方修正の可能性への思惑を繋ぎとめることになれば、米長期金利は再度上昇基調を強め、あらためて金利差が意識されドル高が加速する可能性もあるだけに、米長期金利が先週の3.11%台を上回る上昇となるか注目されます』と言及しています。

また、アメリカの経済指標のなかでも10月5日発表の米9月雇用統計に注目としており、『前年比の時間給賃金が予想を上回る上昇となればインフレ加速への懸念が高まり、米長期金利の上昇とともにドル/円は114円台を回復する可能性もあるだけに注目されます』との見解を伝えています。

日本の経済指標については、『10月1日に発表される日銀短観での大企業製造業の2018年下期想定為替レートが6月時点の107円26銭からどの程度変化するのか注目されます』としており、『現状の為替水準との比較から2018年上期決算が上方修正への思惑を高めることになれば日本株に対する外国人投資家の買い意欲を高め、円安・株高の連想につながり、ドル/円は昨年11月以来の114円台を回復するかもしれません』と分析しています。

トルコリラについては、『10月3日に発表されるトルコ9月の消費者物価指数がトルコリラ安や原油高の影響から前月(前年比+17.9%)から一段と上昇しているとの予想(+19.5%)もあり、実質金利が前月から低下していることがトルコリラの上値抑制につながるか、注意が必要かもしれません』と考察しています。

英ポンドについては、『英メイ首相率いる与党保守党の党大会が9月30日から10月3日までの日程で行われ、EU離脱交渉を巡るメイ首相の求心力があらためて問われる可能性もあるため、ポンド安が再燃するか注目されます』と分析しています。

続けて、気になるイタリア財政とユーロの動向について、『イタリアの財政懸念が一段と拡大し、イタリアの債券・株式市場の動向次第ではユーロ安につながるだけにポンド円やユーロ/円の下落となればドル/円上昇の足かせにつながるだけに動向が注目されます』と伝えています。

そして、豪ドルについては『大手銀に対する住宅ローン規制が強化される可能性』を示唆しており、『豪の住宅価格の下落傾向が今後も続くと見られる中、豪中銀の声明でこうした点に言及があるか豪ドルの動向を占う上で注目点の一つとなりそうです』との見解を示しています。

最後に、『いずれにしてもドル/円は114円台を回復する堅調な値動きを続けるか、年末までの為替市場の動向を占う上でも注目の一週間となりそうです』とまとめています。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、住信SBIネット銀行サイト内の「ウィークリーレポート」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子

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