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【注目トピックス 市況・概況】2日の米国市場ダイジェスト:NYダウは122ドル高、投資家心理が改善

2018年10月3日 7:35

■NY株式:NYダウは122ドル高、投資家心理が改善

米国株式相場はまちまち。ダウ平均は122.73ドル高の26773.94、ナスダックは37.76ポイント安の7999.55で取引を終了した。イタリアの財政懸念を受けて欧州株が全面安となり、寄付き後は小動き。米国・カナダの北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉が合意に至り、投資家心理の改善からダウは最高値を更新したものの、米中貿易摩擦への警戒感からS&P500やナスダック総合指数は上値の重い展開となった。セクター別では、公益事業や電気通信サービスが上昇する一方で耐久消費財・アパレルや小売が下落した。

ファッション通販のスティッチフィックス(SFIX)は、決算内容が嫌気され急落。飲料メーカーのペプシコ(PEP)は、通期見通しを引き下げ軟調推移。ネット小売のアマゾン(AMZN)は、最低賃金を15ドルに引き上げ売られた。一方で、半導体のインテル(INTC)は、一部アナリストが10ナノメートル製品の生産拡大ペースが早まると指摘し上昇。

自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)やフォード(F)は、9月新車販売台数が前年比で減少し下落した。

Horiko Capital Management LLC

■NY為替:ユーロ弱含み、イタリア債務不安などが嫌気される

2日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円90銭から113円53銭まで下落し、113円69銭で引けた。欧州通貨安やパウエルFRB議が米国経済に楽観的な見通しを示したため、ドルが堅調に推移したが、米債利回りの低下でドル買いは後退。イタリアの政局不安を受けたクロス円絡みのドル売り・円買いも観測された。

ユーロ・ドルは、1.1528ドルまで下げた後に1.1570ドルまで上昇し、1.1546ドルで引けた。ビルロワ・ドガロー仏中銀総裁が域内の財政政策でECBの金融政策が揺さぶられることはないとし、「段階的な正常化が一段と正当化している」とのタカ派発言を受けてユーロ売りは一段落した。ユーロ・円は、131円08銭から131円52銭のレンジでもみ合い。ポンド・ドルは、1.2957ドルから1.2996ドルまで戻した。ボリスジョンソン前外相がメイ首相や首相の離脱案を支持するよう与党保守党に呼びかけたことで、ポンド売りが後退。ドル・スイスは、0.9830フランから0.9863フランまで上昇した。

■NY原油:上昇一服で75.23ドル、供給不足に対する警戒感はやや後退

NY原油先物11月限は上昇一服(NYMEX原油11月限終値:75.23 ↓0.07)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は前日比−0.07ドルの75.23ドルで通常取引を終えた。時間外取引を含めて一時74.93ドルまで売られた。ユーロ安・米ドル高の相場展開となったことや原油供給不足に対す市場の警戒感はやや後退したことが要因。ただ、イラン産原油の輸出量は減少しており、需給関係が再度ひっ迫する可能性は残されている。

■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC)  29.58ドル   -0.07ドル(-0.24%)
モルガン・スタンレー(MS) 46.63ドル   0.00ドル(0.00%)
ゴールドマン・サックス(GS)226.07ドル  +0.74ドル(+0.33%)
インテル(INTC)        48.10ドル   +1.65ドル(+3.55%)
アップル(AAPL)        229.28ドル  +2.02ドル(+0.89%)
アルファベット(GOOG)    1200.11ドル +4.80ドル(+0.40%)
フェイスブック(FB)     159.33ドル  -3.11ドル(-1.91%)
キャタピラー(CAT)      154.82ドル  +2.54ドル(+1.67%)
アルコア(AA)         41.56ドル   +0.70ドル(+1.71%)
ウォルマート(WMT)      95.15ドル   +0.75ドル(+0.79%)
スプリント(S)         6.54ドル   -0.01ドル(-0.15%)

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