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【後場の投資戦略】33業種全て下落、決算控えた小売関連の動向を注視

2018年10月11日 12:15

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;22591.10;-914.94TOPIX;1701.81;-62.05

[後場の投資戦略]

 本日の日経平均は前場の取引で、下値支持線とされていた75日線及び26週線といった移動平均線が集中していたラインを割り込んできた。これにより、200日線の位置する節目の
22500円処が、年初からもみ合ってきた水準であるだけに次のサポートラインとしては意識されてきそうだ。なお、各市場の恐怖指数は急騰を見せており、前日終値ベースの米VIX指数が22.96、欧州VSTOXX指数が18.40、本日前場終了時点の日経平均VIが26.56となっている。各指数は、30台へと突入した2月のVIXショック時の水準には至っていないものの、次々とサポートラインを割り込むなか、アルゴリズムトレード等での売りニーズが一段と強まる可能性があるだけに注意しておきたい。

 他方、前引けのTOPIXは3.52%の大幅なマイナスとなっており、後場は日銀のETF買い入れが需給面での下支えになろう。前日の同時点のTOPIXは、0.28%安と小幅な下落で折り返したものの、後場にETF買いが入った格好となった。これを踏まえると、本日も需給面での下支え要因が意識されるが、アジア市場の全面安を受け、中国経済の減速懸念を注視したうえで、冷静な押し目拾いが必要となってくるだろう。個別では、本日決算を控えるファーストリテ<9983>をはじめとした小売関連が注目されよう。
(雲宮 祥士)

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