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【注目トピックス 日本株】アドクリ Research Memo(7):「保険市場」を基盤とした中期的成長に加え、再保険事業を第2の収益柱へ育成

2016年1月22日 16:13

■今後の見通し

(2)中期目標

アドバンスクリエイト<8798>は、目標とする経営指標としてROE20%以上、売上高経常利益率20%以上、自己資本比率80%以上を掲げている。2015年9月期実績ではROEが14.1%、売上高経常利益率が15.7%、自己資本比率が65.3%となっており、今後もさらに財務体質の改善を進め、資本効率、収益性の向上を進めていくこととなる。

成長戦略としては、圧倒的な集客力を持つ情報メディアサイト「保険市場」を基盤とした保険代理店事業の成長に加えて、第2の収益柱として再保険事業をさらに強化していくことで一段の収益拡大と安定性を高めていく。

保険代理店事業の収益の源泉が、「保険市場」を通じて得られる情報差益(代理店手数料)であるのに対して、再保険事業は死差益※が収益の源泉となっている。大きな自然災害や戦争などがない限りは、営業利益率で15%前後が期待できる事業であり、保険代理店事業とはビジネスモデルの異なる再保険事業が収益の柱として育つことで、同社の収益基盤はより一層強固なものとなり、持続的な成長が期待できることになる。同社ではこのようなビジネスモデルをダンベル型ビジネスモデルと呼んでいる。再保険事業における引受保険会社は現在10社だが早期に13社程度まで増加する可能性があり、10年後には再保険事業の営業利益だけで700百万円、全体に占める構成比で3割程度まで引き上げていくことを目標としている。

※生命保険会社の利益の源泉には利差益・費差益・死差益の3つがあり、このうち死差益とは想定した死亡率と実際の死亡率の差によって発生する利益のことを指す。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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