マネーポストWEB「マネーポスト」公式サイト

FiscoNews

【注目トピックス 経済総合】NYの視点:FOMC、世界経済や金融市場の展開を監視する方針=声明の注目点

2016年1月28日 7:36

米連邦準備制度理事会(FRB)が9年半ぶりの利上げを決定した昨年12月の連邦公開市場委員会(FOMC)以降、ダウ平均株価は7.7%下落、米10年債利回りも10%近く低下、米国の10-12月期の国内総生産(GDP)見通しも当初の2%成長から現時点はわずか0.8%成長へ引き下げられた。そんな中、米FRBは1月のFOMCで市場の予想通り金融政策の据え置きを決定した。声明の中では12月会合時に比べて若干ハト派姿勢も見られる。

まず、(1)景気の判断を前回の「経済は緩やかなペースで拡大している」との文言から今回は「2015年末に成長は鈍化した」へと修正。また、輸出の鈍化に加え、在庫も一段と鈍化したと加えた。

注目の(2)インフレ期待に関しては、前回の市場ベースのインフレ期待は「依然低い」から「一段と低下」に修正された。市場ベースのインフレ期待である5年物のブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)(普通国債とインフレ指数連動債(TIPS)の利回り格差)が2016年に入り一段と低下、過去最低水準で推移したため、インフレ期待に関する言及に注目が集まっていた。ただ、調査ベースのインフレ期待は前回の「小幅低下した」から「ほとんど変わらず」に修正されたため、相殺された形。

(3)見通しリスクは、「経済や労働市場活動の見通しリスクは均衡している」との文言が削除され、「下方リスクがより優勢となったことを示唆している」との見方が強まった。

また、(4)「世界経済や金融市場の展開を綿密に監視し、労働市場やインフレ、見通しリスクの均衡への影響を見直していく」との文言が加えられた。

さらに、(5)FRBは声明文の中から「インフレが目標値に向けて上昇する理にかなった自信がある」との文言を削除。

一方、タカ派ととれる言及としては、労働市場に関する言及で、「状況は一段と改善」「労働市場のリソースの不活用率は一段と低下」との判断。さらに、「経済は緩やかな利上げのみ正当化すると予想する」と繰り返し、引き締め姿勢の継続が再確認された。

<NO>

fisco
  • Amazonギフト券3万円分があたる? 「マネーポストWEB」twitterキャンペーン実施中!
  • 顧客満足度3年連続1位!餃子が大量にもらえるFX会社?
  • 2017年春号(3月1日発売号)

    大特集は〈平成ラストバブルの号砲〉。戸松信博氏、藤井英敏氏らがこれから大化け期待の個別株をランキング形式で紹介。西堀敬氏によるIPO投資の最新攻略ガイドの他、橘玲氏、森永卓郎氏らによる連載も充実。定価620円。お早めにお求めください。

    当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

    水上紀行ニュースフラッシュ

    2017年春号(3月1日発売号)

    大特集は〈平成ラストバブルの号砲〉。戸松信博氏、藤井英敏氏らがこれから大化け期待の個別株をランキング形式で紹介。西堀敬氏によるIPO投資の最新攻略ガイドの他、橘玲氏、森永卓郎氏らによる連載も充実。定価620円。お早めにお求めください。

    当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

    小学館雑誌定期購読小学館のプライバシーステートメント問い合わせ広告掲載について

    © Shogakukan Inc. 2017 . All rights reserved. No reproduction or republication without written permission. 掲載の記事・写真・イラスト等のすべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。