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【注目トピックス 市況・概況】しばらくは出遅れ感やテーマ性のある中小型株中心【クロージング】

2016年3月1日 16:41

1日の日経平均は反発。58.75円高の16085.51円(出来高概算22億2000万株)で取引を終えた。米株安のほか、為替相場が円高に振れて推移していることが重しとなり、小幅に続落で始まった。その後、原油高や中国の追加緩和政策を手掛かりに上昇する場面もみられたが、中国PMIの悪化や円高が嫌気される格好から下げに転じると、一時16000円を割り込んでいる。しかし、大きく売り込む流れにもならず、16000円を挟んでのこう着が続く中、中国市場が切り返したほか、円相場もやや円安に振れたことから、大引けにかけて切り返しをみせている。

東証1部の騰落銘柄は値上がり数が過半数を占めているが、値上がり値下がりはほぼ拮抗。規模別指数では小幅ながら大型、中型、小型株指数いずれも上昇している。セクターでは不動産、建設、食料品、陸運、鉱業、金属、証券、医薬品などが堅調。半面、保険、電気機器、機械、輸送用機器、その他製品などが小安い。

日経平均は16000円を挟んでのもみ合いが続く中、終値では16000円をキープした。価格帯別出来高で商いが膨れている水準であり、引き続き踏ん張りをみせておきたいところである。また、中国の動向や為替相場、原油相場を睨みながらの展開が続いている。トヨタ自<7203>の弱い値動きを見る限り、政府系ファンドの売りが断続的に出ているようにみられる。そのため、まずは原油相場の底堅さから、反転基調が強まるかが注目される。

その他、米国では重要指標の発表が相次ぐほか、1日はスーパーチューズデーと呼ばれ、多くの州で共和党及び民主党の党員集会が開催され、大統領候補を選ぶ予備選挙が行われる。市場ではサンダース氏がクリントン氏を追い上げており、これも不安材料になるとみられている。米国の動向にも振らされやすいなか、しばらくは出遅れ感やテーマ性のある中小型株中心の相場展開が続きそうである。

<AK>

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