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【注目トピックス 日本株】ハウスドゥ Research Memo(10):第2四半期の利益は倍増、2016年6月期通期予想は上方修正へ

2016年3月4日 16:21

■業績動向

(1) 2016年6月期 第2四半期業績

ハウスドゥ<3457>の2016年6月期第2四半期の業績は、売上高が前年同期比25.4%増の8,676百万円、営業利益が同127.5%倍の706百万円、経常利益が同138.3%の673百万円、当四半期純利益が同117.6%の446百万円となった。期初予想に比べ、売上高で9.0%増、営業利益で76.1%増、経常利益で97.9%増、四半期純利益で105.5%増となり、特に利益が予想を大幅に上回った。利益率の高いフランチャイズ事業の積み上げ、不動産売買事業の人員増員効果、リフォーム事業の利益率改善により、売上総利益率は前年同期比0.5ポイント増の35.6%になった。大幅増収にもかかわらず、販管費は人員を含む経営リソースの再配分による効率の向上や過去に大量採用した若手社員の戦力化により生産性が向上した。販管費比率は、前年同期比3.2ポイントも低下した。

各事業セグメントは、売上高利益率が向上した。主力のフランチャイズ事業は、期中の新規加盟契約件数が55件、累計加盟契約数を前期末比27件増の339件とした。開店店舗数は、新規が45店舗、累計が284店舗となった。店舗数拡大と並行して教育・研修を強化し、FCネットワークのプロモーション力がついたことで、収益も向上した。不動産売買事業は、実需の動きが堅調で、在庫の販売も好調に推移した。直営店の仲介事業での顧客動向を鑑み、仕入れと在庫販売を機動的に展開できることで、リスクを抑えると同時に、事業機会を獲得できた。直営店で行う不動産売買仲介は1,326件と前年同期比10.3%増加した。不動産流通事業から不動産事業へ人材をシフトしたにもかかわらず、業績をキープしたため利益率が改善した。不動産売買仲介を起点に、リフォームや買取へシナジーを効かせている。住宅・リフォーム事業は、クオリティと生産性の向上に取り組んだことで、売上高営業利益率を前年同期比5.2ポイント増の9.6%に高めた。注文建築は深追いせず、中古住宅とリフォームを組み合わせて顧客ニーズに対応している。

ハウス・リースバック事業は、売上高が前年同期比7倍の684百万円となった。2016年6月期通期の目標である555百万円を第2四半期で上回ってしまった。営業利益は、同42.1%増の27百万円となった。損益分岐点を越えたため、取組件数及びストックの増加を優先している。当面は投資スタンスで固定費が先行する。当四半期の新規取得は104件となり、累計保有物件数は167件と年度末目標の148件を上回っている。保有物件総額は2,944百万円となり、通期計画の3,000百万円にほぼ達した。当第2四半期における売却は3件であった。広告宣伝に対する反響は予想以上にあり、人員配置などさらに経営資源を投入する。

○連結貸借対照表
当第2四半期末の総資産は、10,131百万円と前期末比1,930百万円増加した。流動資産では、現金及び預金が増加したことで、在庫物件の売却と新規の仕入れが順調に進んだ。固定資産は、ハウス・リースバックの案件増加に伴い1,463百万円増えた。負債の増加1,512百万円は、販売用不動産取得のための短期借入金とハウス・リースバック事業物件取得のための長期借入金が増加したものによる。

○連結要約キャッシュ・フロー計算書
当第2四半期末の現金及び現金同等物は、前期末比394百万円増の1,392百万円となった。営業活動によるキャッシュ・フローは、大幅な増益と棚卸資産の減少などにより1,063百万円のプラスとなった。投資活動によるキャッシュ・フローは、ハウス・リースバックの物件取得による支出もあり1,956百万円の出超となった。財務活動によるキャッシュ・フローは、長短借入金の増加により1,287百万円増加した。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)

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