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【オープニングコメント】黒田日銀総裁の会見内容を見極め、決定会合はサプライズを若干期待

2016年3月15日 8:56

 15日の日本株市場はこう着感の強い展開になりそうだ。14日の米国市場は、石油輸出国機構(OPEC)が16年の需要見通しを引き下げたことが嫌気されたが、連邦公開市場委員会(FOMC)のほか、黒田日銀総裁の会見内容を見極めたいとの思惑のなか、小幅ながら上昇に転じていた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円高の17125円だった。

 この流れを受けて、日経平均は前日終値を挟んでのこう着になりそうである。前日に300円近い上昇をみせており、この反動に伴う利益確定の売りが出やすいとみられる。ただし、日銀の金融政策決定会合、その後の黒田日銀総裁の会見内容を見極めたいとの思惑も強いだろう。

 金融政策決定会合については、前週の10-12月期GDP改定値の上方修正で追加緩和の可能性は低いと考えられる。ただし、ECBが発表した予想外に強力な景気刺激策は、日銀の姿勢にも影響を与えると考えられ、黒田総裁の会見が注目される。そのため、現状維持としても大きな失望はなく、黒田総裁の会見待ちといったところであろう。

 一方で、中国減速の影響から、景気判断を下方修正する検討に入ったと報じられている。一部ではETFやREITなどの買い付けの割合を増やすといったことも予想する向きもあり、意外なサプライズも意識しておく必要がありそうだ。

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