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【注目トピックス 日本株】ショーケース Research Memo(8):上場による資金調達で有利子負債がゼロになり財務基盤が一段と安定

2016年3月16日 16:16

■業績動向

(4)財務状態

ショーケース・ティービー<3909>の2015年12月末の財務状況を見ると、総資産は前期末比561百万円増加し1,246百万円となった。主な増加要因は、流動資産で上場による資金調達により現金及び預金が417百万円増加したほか、売掛金が46百万円増加した。固定資産では積極的なM&A(資本参加及び事業譲受等)を行ったことから関係会社株式が62百万円、のれんが18百万円増加した。

負債は前期末比12百万円増加し160百万円となった。1年以内返済予定の長期借入金の減少10百万円、前受金の減少5百万円があったものの、買掛金が14百万円増加したほか、未払金が15百万円増加した。また、純資産は前期末比548百万円増加し1,085百万円となった。増加要因は、株式上場による資金調達により資本金、資本準備金がそれぞれ188百万円増加したほか、当期利益の計上により利益剰余金が179百万円増加したためだ。

キャッシュ・フローの状況について見ると、期末の現金及び現金同等物の残高は前期末比417百万円増加して762百万円となった。投資活動によるキャッシュ・フローが関係会社株式の取得や事業譲受による支出により166百万円の支出となったものの、利益の拡大により営業キャッシュ・フローは240百万円の収入となったほか、株式の発行及びストックオプションの行使により財務キャッシュ・フローは342百万円の収入となった。

過去3年間の経営指標の推移を見ると、安全性を示す自己資本比率、流動比率ともに業績の拡大に合わせて一般的に安全とされる水準以上となっていたが、上場による資金調達により、財務面での安全性は一段と高まる格好となった。さらに、若干残っていた有利子負債も返済され、無借金となり、成長に向けた新たな展開に対する与信を確保した。一方、収益性に関する指標を見ても、ストック型ビジネスの事業構造を反映し、いずれも20%を超える高い水準を確保している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正)

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