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【ランチタイムコメント】海外勢の売り圧力低下、メガバンク辺りの底堅さが意識される

2016年3月25日 12:16

 日経平均は反発。79.50円高の16971.83円(出来高概算9億株)で前場の取引を終えている。24日の米国市場はNYダウが小幅に反発し、シカゴ日経225先物清算値は大阪比50円高の16770円だった。NYダウは一時17400ドルを下回る場面もみられたが、石油掘削装置(リグ)稼働数の減少が報じられると、原油価格の買い戻しに伴い、引けにかけて切り返しをみせていた。この流れを受けて前日の下げに対する自律反発の流れが先行した。

 その後は為替睨みの展開となり、円相場が1ドル113円台に乗せてくるなか、インデックスに絡んだ商いによって自動車株などが上げ幅を広げており、日経平均を牽引する格好となった。もっとも、多くの海外市場が休場となるなかで海外勢のフローは限られており、17000円辺りからは上値の重さが意識される展開に。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が若干上回っている。規模別指数では大型株、中型株が上昇する一方で、小型株指数のみが弱い。セクターでは、保険、輸送用機器、卸売、電気機器、機械、石油石炭が上昇。半面、建設、情報通信、不動産、パルプ紙、サービスが利食い優勢だった。

 日経平均は狭いレンジ内での推移となっており、後場も17000円近辺でのこう着になりそうである。ただし、海外勢のフローが限られる中、売り圧力が小さいとの見方もされやすく、インデックスに絡んだ商いのインパクトが大きくなるだろう。円安を受けて輸出関連などがしっかりなほか、メガバンクや商社など配当志向の物色も意識されており、引けでの17000円回復なども期待されよう。

 一方で、週末要因もあって中小型株などには利益確定に向かいやすい面はある。中小型株物色から、大引けにかけては目先の配当狙いへ向かいそうであり、メガバンク辺りの底堅さが意識されそうである。(村瀬 智一)

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