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【注目トピックス 日本株】シノケンG Research Memo(5):潤沢なアパートの受注残があり、2016年12月期の業績見通しは明るい

2016年3月28日 16:15

■決算動向

(5) 2016年12月期業績見通し

シノケングループ<8909>の2016年12月期会社業績予想は、売上高720億円(前期比30.7%増)、営業利益75.0億円(同10.2%増)、経常利益71.0億円(同10.1%増)、純利益48.0億円(同7.9%増)。

セグメント別の予想は開示されていないが、今期も業績のけん引役になる見込みなのは、アパート販売事業。前期末の受注残が389棟と潤沢であり、これに加え上期の受注分がおおむね今期中の引渡しになるため通期の引渡棟数は前期の320棟から大幅に増え、550棟を超え、600棟に迫ると予想する。大阪が本格寄与してくるほか、東京が前期の60棟から150棟程度に大きく伸びるようである。東京は1棟当たりの単価が高いため、増収寄与は棟数の伸び以上に大きくなる。

マンションは先述のとおりおおむね横ばい圏となろう。ストックビジネスは着実に拡大しよう。

売上高の伸びに比べ営業利益の伸び率が低い予想になっているのは、1)アパート販売事業において、土地代のウエイトの高い東京の構成比が高まること(土地部分ではほぼ利益を取っていない)、2)業容拡大に伴う人員増、前期には行っていなかったTVCMを1月から開始したことによる広告宣伝費の増加などによる販管費の増加、のためと考えられる。TVCMには俳優の佐々木蔵之介(ささきくらのすけ)氏を起用。かなりの反響があり、アパート販売の営業の集客に一役買っているほか、人員採用にもプラス効果が現れているという。

こうした点を考慮しても会社業績予想は保守的と考えられる。前期も期中に2度の業績予想の上方修正を発表したように保守的な業績予想を行う傾向がある。なお、経常利益が会社予想を1割以上上回った場合、期末に3円の特別配当を行うとしている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 堀部 吉胤)

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