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【注目トピックス 経済総合】NYの視点:米3月FOMC議事録でハト派姿勢を再確認、利上げ当分見送りか

2016年4月7日 7:10

米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した3月開催の議事録では、連邦公開市場委員会(FOMC)のハト派姿勢が再確認された。世界経済やインフレに関して協議されたことが明らかになったほか、4月の利上げに関する協議では見解が分かれたことも明らかになった。数名のメンバーが早くても4月の利上げは適切ではないと主張する一方で、一部のメンバーは指標が引き続き中期成長見通しに一致した場合(労働市場の一段の改善、インフレが中期目標である2%まで上昇する)、次回4月会合での利上げは適切であると主張した。3月の利上げを支持したメンバーがいたことも明らかになった。

そんな中、FRBが世界経済に脅威をいだき、当分利上げを見送るとの見方が強まりつつある。議事録の中には「global(世界)」という文言が22回出てきた。また、議事録の中での以下の表記は、FOMCが世界経済にいかに神経質になっているかをあらわにしている。ドル高への懸念も表明されており、当面ドル売り圧力となりそうだ。

■FOMC議事録ポイント(3月15-16日分)

・メンバーは過去数か月の世界経済や金融状況が中期の見通しに与える影響を協議、こういった展開から米国経済の様々なリスクが特徴づけられた。

・多くのメンバーは、世界経済や金融状況が国内の経済見通しにかなりの下方リスクを生むと見ている。

・多くのメンバーは世界リスクの上昇や対照的な金融政策で、米国の金融政策のスタンスの調整に警戒する方針が正当化されると指摘した。

・指標は、世界でイベントが発生したにも関わらず、米国経済には回復力があることを示唆している。

・ほとんどのメンバーは、世界経済や金融の展開がリスクを生むことを認識し、今回の会合でFF金利誘導目標を0.25-0.5%のレンジに据え置くことが適切と判断した。

・最近の世界経済や金融の展開にも関わらず、経済活動は依然として緩やかなペースで拡大している。

・世界経済や金融の展開が引き続きリスクになると予想している。

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