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【注目トピックス 日本株】萩原工業—新高値更新で需給良好。PER,PBRともに割安水準

2016年4月12日 14:17

ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』3月17日放送において、萩原工業<7856>を取り上げている。主な内容は以下の通り。

Q. 企業の概要からお願いいたします。

萩原工業 <7856> は、ポリエチレン・ポリプロピレンが主原料の、合成樹脂繊維/フラットヤーンを使用した関連製品が主力の、合繊樹脂繊維大手となります。同社は1962年に岡山県倉敷市で、花ござタテ糸用のポリエチレン製モノフィラメントの製造・販売を目的に設立されました。同所は、畳表のい草の産地であり、萩原家では今でも120年の歴史を持つ畳関連会社を営んでいます。

ポリエチレンやポリプロピレンのフィルムを短冊状にカット、延伸することにより強度を持たせた糸は「フラットヤーン」と呼ばれますが、 同社は、フラットヤーンを用いた「合成樹脂加工製品」と、フラットヤーン製造で培ってきた中核技術を応用した産業機械で、事業を発展してきました。 原料からシートの製造を行う国内唯一のメーカーと言われています。また、機械製品事業を行うエンジニアリング部門を持っていることも同社の特長と言えるでしょう。

Q. 企業・事業の詳細について、教えてください。

同社は、新規参入者がないニッチ市場で、トップシェアを維持することで高収益を上げるブルーオーシャン戦略を取っています。トップシェアを持つ製品は、テニスコート向け人工芝用パイルヤーン、多機能ブルーシート、土のう、カーペット基布などが挙げられます。コンクリート補強繊維では、世界的にもトップです。また、機械製品の各種スリッターでも、トップシェアを持ちます。 自社の競争力が強く、高シェアで高利益率が得られる戦略製品群を拡販することで、売上規模でなく、安定した高収益を上げる経営戦略を取っています。 表面上の機能ではなく、ユーザーが求める本質的役割に着眼した製品化を図ることで、汎用品に比べ高い値入りを可能にしています。

同社は、わら、紙、麻など天然素材を、機能的により優れた合成樹脂素材に置き換えることで業容を拡大してきました。 建築・土木の分野では、従来品のスチールファイバーやラス金網(かなあみ)を代替することで成長を図っているのに加え、同社のコンクリート補強繊維はインフラ分野などでの普及が進んでいます。

Q. 足元の業績に関しては如何でしょう?

合成樹脂加工製品事業において、一般産業資材や生活関連資材等の汎用品で売上が伸び悩みましたが、機能性クロス、シート、生活関連資材におけるシェアの高いニッチ製品、新製品を投入した国内向けコンクリート補強繊維などが堅調で、2016年10月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比0.05%増の59.54億円、営業利益が同19.7%増の7.44億円、経常利益が同17.9%増の7.56億円、四半期純利益が同21.9%増の5.05億円の着地となりました。

機械製品事業は、主力製品であるスリッター関連機器が、紙分野ではラベル用、フォトプリント用、及び、光学系用が堅調に推移した一方で、食品関連軟包装用が国内外ともに競争激化の影響を受けています。

Q. 通期に関しては如何ですか?

16年10月通期については、売上高が前期比6.5%増の240億円、営業利益が同5.9%増の25億円、経常利益が同4.5%増の25億円、当期純利益が同23.7%増の18億円とする期初計画を据え置いています。通期計画に対する第1四半期営業利益の進捗率は29.7%となります。

ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30~14:45放送

<WA>

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