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【注目トピックス 日本株】クリレスHD Research Memo(5):17/2期は3期連続の増収及び経常増益を見込んでいる

2016年4月21日 8:07

■決算概要

(3) 2017年2月期の業績予想

2017年2月期の業績予想についてクリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387>は、売上高を前期比14.3%増の118,000百万円、営業利益を同12.6%増の7,600百万円、経常利益を同7.6%増の7,900百万円、当期純利益を同26.4%増の4,200百万円と3期連続の増収及び経常増益を見込んでいる。これは、中期経営計画の数値目標(M&Aを含まない目標値)とほぼ同水準となっている。

SFPダイニングの連結対象月数が正常化(14ヶ月から12ヶ月に戻る)するものの、KRフードサービスが期初から寄与(4ヶ月分の上乗せ)することに加えて、新規出店99店舗(閉鎖30店舗)等による店舗数の拡大が増収に寄与する見通しである。また、既存店売上高は前期比97.8%を見込んでいる。ただ、M&Aによる業績貢献は不確定な要素は大きいことから現時点で織り込んでいない。

損益面では、引き続き、原材料費や人件費の高止まりのほか、積極的な新規出店に伴う出店費用や、のれん償却費等が高水準で推移する想定であるものの、増収による利益の押し上げや海外事業の損益改善等により増益となる見通しである。

カテゴリー別の業績見通しは以下のとおりである。

CRカテゴリーは、売上高が前期比3.6%増の40,503百万円、カテゴリー利益が同12.0%増の3,885百万円を見込んでいる。20店舗の退店を予定(契約満了に伴う一括オペレーションフードコード16店舗を含む)しているものの、前期出店分の通年寄与や新規出店27店舗により増収となる見通しである。なお、新規出店ペースがやや緩やかとなるのは、立地に見合った特徴のある専門ブランドでの出店に置き換えていく方針を反映しているものとみられる。また、CRでの出店についても、前期に順調に立ち上がったローストビーフ丼専門店を積極的に展開する方針のようだ。既存店売上高は、郊外及び地方エリアでの苦戦を考慮して前期比98.2%と保守的な水準を想定している。

SFPカテゴリーは、売上高が前期比6.1%増の38,300百万円、カテゴリー利益が同5.7%減の4,100百万円を見込んでいる。SFPの連結対象月数の正常化(14ヶ月から12ヶ月に戻る)がマイナス要因となるものの、前期出店分の通年寄与や新規出店41店舗により増収となる見通しである。展開ブランドについては、前期に引き続き「磯丸水産」と「鳥良商店」が軸となるもようである。また、これまでの都心のターミナル駅に加えて、通勤圏の乗降駅へも展開していく方針である。既存店売上高は、オープン景気の剥落による影響を保守的に見積ったことから96.0%を想定している。

専門ブランドカテゴリーは、売上高が前期比42.1%増の35,816百万円、カテゴリー利益が同19.7%増の2,081百万円を見込んでいる。KRフードサービスが期初から寄与(4ヶ月間で推定90億円の上乗せ)することに加えて、前期出店分の通年寄与や新規出店23店舗(退店6店舗)により増収となる見通しである。新規出店はKRフードサービスのほか、YUNARI(つけめんTETSU等)が軸となる計画のようだ。

海外カテゴリーは、売上高が前期比19.4%増の3,380百万円、カテゴリー利益が同49.6%増の246百万円を見込んでいる。台湾を新たに連結化(推定4億円の増収要因)することに加えて、シンガポール及び香港が好調に推移することにより増収となる見通しである。また、北米についても年内を目処に1号店(ニューヨーク)をオープン予定である。新規出店8店舗(退店4店舗)を予定している。

弊社では、好調を持続している居酒屋業態「磯丸水産」などを軸とした出店計画は、効外(通勤圏の乗降駅への展開など)を含めて十分に出店余地があることや、KRフードサービスを中心とした専門ブランドカテゴリーも好調であることから同社の業績予想の達成は可能であると判断している。また、積極的に検討を重ねているM&Aが業績の上振れ要因となる可能性にも注意が必要である。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)

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